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月刊日本 2009年12月号
野間健が読む(43)『金正日は日本人だった』(佐藤守・著)
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昭和45年3月、赤軍派学生が日航機よど号を乗っ取り、北朝鮮に亡命した。赤軍派学生に乗っ取り
のための活動資金を出したのは、有名女性歌手の夫で、元学生運動家だったといわれている。
当時、元学生運動家は、統一教会の資金援助を受けて事業を行っており、赤軍派学生への本当の
資金源は、統一教会だったようだ。
統一教会は、教祖文鮮明のカルト資質に目を付けた韓国中央情報部と、反共カルト宗教育成に
血道を上げていた米CIAのバックアップによって育成された、米韓情報機関お抱えの擬似耶蘇教
団体で、その主要任務は資金獲得と情報収集にあった。統一教会が赤軍派学生に資金を提供して、
北朝鮮に亡命させた目的は、米CIAと北朝鮮軍・情報機関とのパイプを設置するためだった。
米朝「核危機」の最中の平成6年、オウム真理教は「松本サリン事件」を起こし、翌7年には
「地下鉄サリン事件」を起こした。
オウム真理教幹部はたびたび北朝鮮、ロシアを訪問し、麻薬、覚醒剤、武器取引に手を染めて
いた。日本国内の暴力団が、オウム、北朝鮮絡みの薬物売買に関与していた経緯を、警察当局は
追跡していたにもかかわらず、なぜか上部からの圧力で沙汰止みになっている。オウム真理教幹部
には多数の元統一教会会員が潜入していた。
(続く)