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<ポーランド>米国の東欧MD計画受け入れに前向き姿勢
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米国の東欧ミサイル防衛(MD)基地の受け入れ交渉について、ポーランドのトゥスク首相は12日、米国との間で
「交渉が今週、進展するだろう」との見通しを語った。首相はこれまで米国の見返り提案を「満足できない」と拒否し、
交渉は難航してきた。一転して受け入れに前向き姿勢を示したのは、米国がロシアのグルジアへの軍事介入を受けて
対ロシア姿勢を見直し、ポーランド側の要求に歩み寄ったためとみられる。
交渉は13日、ワルシャワで再開されるが、決着へ向け急展開が予想される。MD交渉の進展は、グルジア問題で
国際社会から孤立したロシアを一層、硬化させる可能性もある。
トゥスク首相は記者会見で、「米国が、わが国の要求を受け入れてくれそうだ」と述べ、MD基地受け入れの見返り
として、対空防衛システムの近代化の支援に米国側が応じてくれるとの見通しを示した。
ポーランド国内では、米軍の軍事基地受け入れに慎重な世論が優勢だったが、グルジアに介入したロシアへの
批判が強まっている。トゥスク首相は、米国のMD計画受け入れを表明できる好機と判断したとの見方もある。
米国の東欧MD計画では、ポーランドに地上配備型の迎撃ミサイル10基を導入することが想定されている。
追跡レーダー施設が予定されるチェコは先月、米国との間で施設受け入れの協定に調印した。