08/06/12 17:54:24 LRpLxCBR
もういちどこれを貼っておくかね。
昔々、ひとつの山から出た何本かの川が流れる肥沃な平野があり、
単一民族が豊かさを享受していました。
そこに肌の色の異なる小集団がやって来たけど端っこにしか土地をもらえません。
そこで彼らは耕作には不適な上流で水門を作り、川に流す水を操作し始めました。
下流では水の流れに右往左往、平野の民同士での水争いも激しくなりました。
自分の畑に通じる川に水を流してもらうため水門の民への貢物も欠かせません。
より多くの貢物を得る目的で、水門の民は水の流れを調節します。
平野の民が一致団結して襲ってこないよう水門の民は武装して厳重に警戒し、
平野の民が豊かになりすぎぬよう心を配ります。
いつのまにか水門の民は平野の民を支配する「神」のような存在です。
豊かだった平野は争いと貧困の地に変わってしまいました。