08/08/31 00:46:35 oLAwdpJ7
>>798のように格好よく書いているけど、自分も銀行家じゃないし、その道の専門家でも無いので
銀行券の生い立ちとそのシステムについて完全に説明できるわけでは無いのです
しかし、銀行システムの痛いところを突くことはできるよ
▲どうして三井住友銀行券とか、みずほ銀行券とか、東京スター銀行券は無いの?
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かつて、銀行がそれぞれ独自に銀行券を発券する時代があったのです
(ググった限りでは、特にいまから2-300年前のイングランドですね)
1つの国の中でも、銀行ごとに個別に銀行券があるということは、
信頼される銀行の銀行券はみんな欲しがるし、ショボそうな銀行の銀行券はみんな貰いたく無いですよね
(例えば、強い軍隊がいる土地で、かつ倉庫に金銀財宝を沢山もっている銀行の銀行券は、みんな欲しがるはずです)
しかし銀行券の種類が沢山あると、銀行券ごとの交換が面倒ですし、
何より銀行が破綻したときに、その銀行券が丸ごと紙くずになってしまうので困るわけです
(国が破綻したらその国の通貨が紙くずになるのと同じですが、、、)
で、1つ2つ銀行が破綻しても、銀行券を持っている人が困らない方法は無いか?
というときに、1つのアイデアが出ました
”最強の銀行を1つ作って、その銀行の銀行券だけを、他の銀行が扱うようにすればいいじゃん!”
なんていうナイスアイデアでしょう(皮肉ですよ)
これなら銀行が1つ2つ破綻しても、最強の銀行が助けちゃいますよーということで、庶民にも安心感です
これにより、沢山あった銀行券は1つに統一されていきました
まるで戦国時代の天下統一みたいですよねー
(この仕組みは、銀行同士の強固なカルテルでもあり、また抜けられないヤクザ組織でもありますw
各銀行は手足を縛られ、最強の銀行の言う事を聞かなければならなくなってしまいました)
これが中央銀行の原型の誕生物語です
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たぶん↑こんな感じであってるはずだが、より詳しい人がいたらフォローして欲しい