08/05/22 17:43:03 R36cjViT
「その辺の事情に精通している人の話では戦後の日本にも検閲制度が
現存しているとの事であった。それは戦前警保局が実行していたような
露骨な検閲ではなかったが、内閣調査室やアメリカのCIAが協力して
自分達に都合の悪い本は体よく埋没させているというのだ。CIAは
出版社に莫大な金を出して在庫の本を全部買い上げ、その上営業手当てを払い
出版停止、破産申告をするように説得するとのことであった」
(「スパイ野坂参三追跡」 ジェームス小田著)
ほんとに破産申告までさせてるのなら、破産になった出版社を
手当たり次第調べればいいのだから分りやすい話だな。そういえば
湯浅慎一の中公新書「フリーメイソンリー」はドイツ資料を駆使した
かなりの好著で「トンデモ本の体裁をとらせられていない本で」
ここまで言っていいの?ってぐらいの内容だったな。しかも後書きで
「続編はラテンアメリカのフリメとか日本のフリメとかブイブイいきますよ」
とか書いてたのに、何十年ぶりかでさして話題になる事もなく出版された続編は
前著の焼きなおし+ちょっとした雑誌掲載文を付け加えただけだったな・・・・
湯浅さん、自転車の鍵探してた人みたいに転んだんじゃないだろうな?