08/05/11 16:08:44 ycqBsWq+
>>890 僧侶・貴族・地主層にしか識字者がいなかったって背景もあるけどねｗ
1950年代前半には、ダライラマによって多くの貴族が中国に派遣されて、四川の民族学院で勉強している。
(ダライラマ自身も北京に遊学し、毛沢東との親交を深めた)
毛沢東自身は、ダライラマがインドへ逃亡(実際には拉致だったがｗ)したとの報告を受けた際に、『好きにさせろ、85歳にもなれば帰ってくる』と言い放ったそうだが、
現在のダライラマは迫り来る死期を前にして、どうしてもチベットに帰還しなければならない状況に陥っている。
今回のラサ暴動以前から、このダライラマの心の揺れが、亡命政府内部での権力闘争に大きな影を落としていたが、強硬派の暴走でﾃﾛﾘｽﾄ指導者としての汚名をかぶる事になってしまったのは、大きな誤算だっただろう。
とりあえず、今回の中国との直接対話では、ダライラマの影響力行使によってチベットへ平穏が戻った事と強硬派との疎遠さを訴えたようだが、中国側の求めている破壊活動の停止は強硬派の対応如何によってくる。
追い詰められれば、ダライラマ自身が強硬派との絶縁を表明せざるを得なくなるだろう事は、中国にとって織り込み済みな訳だがｗｗ