08/05/31 17:36:38 Qm9VP+ZK
四川被災地で新型インフルの可能性!?
四川大地震の発生から2週間が経過した。5万人以上の死者が確認されるなど、
時間の経過とともに悲惨な被害状況を示す数字は大きくなるばかりだ。
さらに、今後、感染症や土石流、放射能漏れなどの甚大な二次災害が起こる
可能性が指摘されており、被災地ではとめどない負の連鎖が続いている。
地震による二次災害は、土砂崩れによってできたダム湖が決壊して起こる土石流や感染症など
さまざまだが、中国政府が懸念しているのは被災地での新型インフルエンザの発生、流行だ。
チベット問題、大地震と続き、さらに、新型インフルエンザが発生したら、8月に近づいている五輪開催すら
危うくなる。この病気を、目下の最大の脅威ととらえている欧米諸国は、出場を辞退するに違いない。
現在、被災地の衛生環境は悪化の一途をたどっており、しかも人々は密集して避難している。
つまり、感染症が蔓延する下地がそろってしまっている。さらに、食料の不足も指摘され始めた。
空腹に耐えかねた被災者が、もし鳥インフルエンザにかかった鶏を口にしたら―。
それが新型インフルエンザに変異して流行してしまったら。
今のところ、地球上で新型インフルエンザは確認されていないが、その元となる強毒性鳥インフルエンザ
ウイルス(H5N1型)はトリからヒトへ、ヒトからヒトへ感染する。2003年以降、今年4月30日までにヒトへの
感染が確認されているのはアジアを中心に14か国382人に達し、うち241人が死亡している。
中国では30人が発症し20人が死んでいる(WHO調べ)。
昨年暮れには、南京市で国内初のヒトからヒトへの感染が確認されるという衝撃的な事実が明らかになった。
52歳と24歳の父子が鳥インフルエンザを発症し、息子が死亡したのだ。父子から同じウイルスが検出されたことから、
息子から父親に感染したことが確認されている。中国衛生省は今年1月にその事実を発表したが、息子の感染源など
具体的なことは公表していない。
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