08/02/14 16:40:32 UPCjkK1L
もうしばらくしたら終りますよ。オイルマネーの約230兆円の運用残高というのは投資銀行にあるもの
だけですが、おおむね年率10%以上で運用されています。米国の銀行への増資が報じられましたが、たとえば
シティへの増資では 11%という破格の金利を払わせることを約束させているのです。
11%という金利では、7年で資本が2倍になります。そして彼らはオイルというインプットをもっているので
投資に回すお金は何かの担保にしているわけではない、すなわち純粋の余裕資本なのです。
230兆円は今後20年で等比級数的に1500兆円以上にふくれ上がるでしょう。そうなると先進国の負債の大部分
を支払える程度のキャッシュが集まることになり、彼らは世界のGDPの1割以上をノーリスクで金利として納
めさせる体制を作り上げることができてしまいます。
通常資本主義では、相続税などのあらゆる粗税によって富の再分配が行われるので、長期的にみれば貧富の差
は拡大しないことになっていますが、国家間ではそのようなメカニズムはありません。したがって、
一旦富が蓄積しはじめると、破綻するまで膨張します。従来は戦争という方法でこれを阻止していましたが、
そろそろ戦争という手段では抑えられない水準になってしまいました。
今後は、国家という壁を取り払って富を再分配する必要が生じます。
そのためには世界国家を作らなければならないでしょう。
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これは興味深い・・・