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米豪合作映画『オーストラリア』
【週刊ハリウッド】「チーム・オーストラリア」で豪州を売り込め!
雄大な自然に恵まれ、観光大国でもあるオーストラリア。だが、2000年のシドニー五輪以降、
世界的な観光客争奪戦の中で客足は下降気味という。そこで、とばかり、オーストラリアを売り込もう
と意欲満々のハリウッド映画が登場した。その名も「オーストラリア」(日本では来年2月公開)。
オーストラリア出身のトップ女優、ニコール・キッドマンをはじめ、相手方のヒーローにヒュー・
ジャックマン、監督はバズ・ラーマンと、豪州出身のオールスター・キャストで固めたこの作品、
思惑通りにヒットに結びつきますかどうか…。
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総製作費は約130億円と、豪映画史上最高額がつぎ込まれたこの作品、随所に
北オーストラリアの荒々しくも美しい自然の描写が織り込まれ、さながら観光案内のようだ。
それもそのはず、この映画とタイアップして、豪政府は26億円をつぎ込んだ、国際的な
観光キャンペーンを繰り広げている。そのテレビ広告も、映画「オーストラリア」のラーマン監督
自身が手がけているのだから、これはもう「チーム・オーストラリア」による“国策映画”と
形容してもいいだろう。
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米紙ニューヨーク・デーリー・ニューズはもうちょっとまじめで、それゆえに手厳しい。
「人種問題についての二重基準が存在していることが一番の問題だ」。指摘されているのは
オーストラリアの先住民、アボリジニの描かれ方だと思われる。日本人から見れば、旧日本軍
がちょい役で、しかも何の陰影もない悪役として描かれていたとしても愉快なものではない。
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