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AERA 2008年7月7日号
北朝鮮
北の核施設爆破で日本は安全か
核申告で危険は消えず-北朝鮮が原子炉の冷却塔を爆破 軍事ジャーナリスト 田岡俊次 URLリンク(publications.asahi.com)
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米国には好都合
米国にとって、「テポドン」は本土に届かず、将来も米国東岸や西岸南部の主要部に届く
射程1万キロ以上のICBMを北朝鮮が造る可能性は低いから、北朝鮮が少数の核兵器を
持ってもさほどの脅威ではない。
米国の心配は、①経済力、技術力の高い日本が北の核を口実に核武装に走り、米国の
軍事的ライバルとなる②北朝鮮が核兵器を量産して中東に輸出しイスラエルに脅威を
及ぼす―の2点だ。核実験後も日本が核武装に走る気配はなかったし、核施設を破棄
してこれ以上生産させなければ輸出の可能性も低い。一応の目標は達したといえよう。
北の核が完全にないとわかれば、将来の経費が数兆円にもなりそうなミサイル防衛装備
を日本に売り込むことは困難となる。日本が米軍の来援を求めるような通常戦力の脅威は
すでにないから、日本は在日米軍への財政支援をやめかねない。今回の米国の譲歩は
米国の利害の観点から見れば、結構巧みな妥協とも考えられる。
URLリンク(mobile.seisyun.net)
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