08/02/08 00:50:52 O++RjqjI
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アメリカのユダヤ人とネタニヤフの亀裂が深まっているという記事です。以前にも、似た内容の記事を読みました。
11月16日にアメリカのユダヤ人にとっては、もっとも重要な会議ユダヤ連合評議会Council of Jewish Federationsの
総会が開かれる。彼の今回の訪米は、この総会出席が目的のようですが、クリントンとの会談は未定。
クリントンは、もっともイスラエル色の強い大統領と見られていましたが、ネタニヤフの最近の政策に強い不満を
持っている。このクリントンのネタニヤフへの強い政策は、アメリカのユダヤ人達からも支持されている。平和交渉を
進めたがらないネタニヤフへの不信は高まっているようです。
更に不満が強いのが、正統派のラビだけが、宗教的行事を執り行うことが出来るようになるという法律をネタニヤフが
支持しているです。かつてないほど緊張感が高まっている。以前読んだ記事では、これは慣習として行われていることを
法案化するということでした。結婚とか、ユダヤ人への帰化あたりが問題になっていたようですし、こうした分野を
イスラエルでは正統派のラビが行っている。改革派や保守派のラビの数が、どのくらいいるのかはよくわかりません。
しかしイスラエルでは少数派、アメリカでは多数派ということははっきりしている。
両国のユダヤ人には、宗教観も含めた信条の面ではかなりの開きがあるようです。そして今回の法律の制定には、
アメリカ人のユダヤ人にとっても大きな関心を持たざるを得ない。これはユダヤ人とは何かという根幹に関わる
問題であり、自分たちのラビや子供たち、子孫達のアイデンティティに関わってくる。
正統派のラビによれば、改革派のラビはユダヤ人として、兄弟としてシオニストとしてなら会うが、
彼らをラビとは認めないと言っています。Torah、つまり創世記に始まる聖書の中の5つの基本聖典を
無視しているからと言うことのようです。