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またWTC1号棟の地下4階で保守管理要員として働いていたホセ・サンチェスは、
航空機がぶつかるのと同時に地下で爆弾のような爆発がしたのを聞き「ビルの
中で爆弾が爆発したぞ」と叫んだのを覚えていて、貨物エレベーターから噴き
出した火の玉で自分の髪が焼け、救助した同僚も足を負傷したという。同じく
保守管理要員としてWTC1号棟地下1階の事務所にいたウィリアム・ロドリゲス
も「航空機がぶつかる直前に地下でものすごい爆発音を聞いた」と話し、居合
わせた職場の同僚14人とも皆そう感じたという。
最後の生還者でもあったロドリゲスは、独力で15人を救助したことによりホワイ
トハウスからその英雄行為を称えられ、故国プエルト・リコからは「国民の英雄
」なる称号も受けているが、9/11調査委員会で先の爆弾証言を行うと一転して無
視され、最終報告書にそれが記載されることはなかった。「亡くなった犠牲者、
愛する人を失った家族のために、真実がつまびらかにされるまでずっと語り続け
ていく」、そう彼は決心を固めた。
そして事件から3年後の2004年10月22日、ロドリゲスは米政府を「組織犯罪処罰
法(RICO法)」違反で提訴した。