07/12/23 02:18:05 0CI9tcwm
(つづき)
同じ密度(比重)で、同じ形状なら質量に関係なく同じ速度で落下しなければいけない。これは一般的な公式だ。
ただ、空気抵抗で言う「比重」は前影投射面積単位の比重だから、パラシュートのような形状であれば、単純に体積比で比重を求めることはできないってこと。
まとめよう。
真空中であれば、落下速度は質量と完全に無関係。
空気抵抗を考えるとき、体積、質量、形状等の因数が空気抵抗係数を決定する。
形状を球体に統一すれば、係数は体積に比例するから、密度(比重)が同じなら、質量に関係なく落下速度も同じになる。
ただし、この公式は落下物が初速ゼロから終端速度に達するまでの間に摘要される。
終端速度は質量の小さいものほど遅い(高高度から落下する雨粒の秒速等を参照)。
なんだか高校物理の授業みたいになってきたな(笑)。まだ分からないところがあれば、いつでも質問を受け付けるよ。
それから、絶対値と相対値を混同すると正確な計算はできない。「抵抗値(あるいは抵抗力)」と「抵抗係数」が別ものだってことを、まず理解してほしい。ついでに言うと「質量」と「比重」も全くの別ものだよ。
>>748、>>775
オレはWTC君を「工作員」だとは思っていない。ただ物理法則を理解していないだけだろう。丁寧に説明していけば、いつか分かると思う。レス消化が早まるのは心苦しいが、ご容赦願いたい。