07/11/28 03:14:09 1Xm+6hXN
>>162
>公式報告書が色々出てるから、それを読んで下さい。
NISTの報告書は、最初にこう「おことわり」を入れている。
【p82より引用】
この一連の出来事は「可能性のある一連の崩壊」という形で言及されたが、それは実際には、崩壊開始の条件が整い崩壊が不可避となって以降のタワーの構造的な振る舞いを含むものではない。
【引用おわり】
要するに「重力崩壊では説明のつかない、崩壊開始後のタワーの振る舞い」については「説明を放棄します」ってことだ。
Q&Aでは、崩壊時に下層階で見られた小さな煙の噴出を「空気ポンプ説」で解説しているが、オレが前レスで紹介したビデオには、崩壊進行ラインの数階下で全方位の全ての窓から、大量のコンクリートダストを含む爆煙が確認できる。
だいたい、瓦礫が放射線状に飛び出している時に、ビル内部の空気が「圧縮」されていたなどと言う「解説」自体、非科学的だが、それでも「一斉の爆煙」は説明がつかない。
>私は、自重で崩壊しているようにしか見えない。
印象を聞いているのではないよ。全方位、横一線の「大量のコンクリートダストを含んだ爆煙」が、自重崩壊でどうやって出来るのか?‥と聞いている。
大量のコンクリートダストや鉄骨を吹き飛ばした水平ベクトルのエネルギーは、どこから来たのか?‥と聞いているんだよ。
重力は鉛直ベクトルに働く。これが水平ベクトルのエネルギーに変化するためには、まず「位置エネルギー」が一旦「運動エネルギー(鉛直ベクトル)」に変わらなければならない。
だが、爆煙が吹き出している階は崩壊進行ラインの数フロアー下であり、上層階の運動エネルギーに影響を受けない場所だ。
ビル内の空気を媒体とした影響くらいでは、ワンフロアー全ての窓を突き破り、コンクリートダストを一斉に吹き出させるエネルギー量に到底追いつかない。(つづく)