07/11/13 09:17:53 uJCxSAnV
9・11を理解するには、「WTCは本当に火災で崩壊するのか、もし火災以外で
崩壊したならどうやって崩壊したのか?」…等という局所的な面ばかり追いかけても
真相にはたどり着けないと思う。陰謀否定に凝り固まる奴は、大抵こういう細かい
部分の説明が完璧になされていないことに不安を覚えるから「陰謀の話なんかに
ボク騙されないもんね~」って殻に閉じこもっているのだろう。
重要なのはもっとグローバルな点から事件を見ること。9・11当日だけでなく、
その後何が起きたか。それを考えることをしないと、事件の全体像が見える事は
ない。…言うまでもなく9・11をテコにアメリカはアフガニスタンとイラクに
攻め込んだ。それこそが決定的な証拠なのだが、普通の情報しか持ち合わせて
ないとアフガニスタンに攻め込んだのは「事件を起こしたタリバンとアルカイダが
いるからでしょ?」で止まってしまう。
しかし、アフガニスタンが麻薬(ケシ)の一大生産地であり、タリバンはCIAの麻薬
コントロールのシステムから離れて商売をやっていることに、アメリカがいらついて
いたということを知っていれば、「タリバン・アルカイダを9・11の犯人にして
アフガニスタンに攻め込みたかったわけだ」という真実にたどり着ける。
無論麻薬のコントロールだけじゃなく、戦争による軍需産業へのテコ入れ、
パイプラインの設置やアメリカの息のかかった人間を据えたイスラム国家の
建設なども重要な目的だが、アフガン侵攻の一番の目的は、この戦火を
「イラクへの道」を照らす為のイルミネイトにすることだった。
なぜならイラクへ攻め込むことこそが、アメリカにとって最大の目的だったことは、
2000年から今日までのアメリカの行動を見ればわかりすぎるほどよくわかる。
それがわからない人間は根本的に国際情勢や経済、軍事、アメリカの政治を
知らなすぎる。イラクに攻め込みたかった「理由」がわかれば、「それ」が
9・11の根元的な「動機」であると自ずから理解できるはずだ。