07/10/25 20:19:04 4nNUhW7g
>>147
文中、石油法案の原文よろしく。
これだけじゃ、風説の流布にのった労働者がストを決行した、としか読めない。
文中の大部分はそれ以前の過去の経過で、今回に直接関係した経過はほとんどない。
その残り少ない部分も、考える、疑いない、など曖昧な表現に満ち満ちている。
また文中に矛盾もある。
フセイン政権下で不法となった労働組合が、解放後に舞い戻って大絶賛活動中なのはわかるが、
そのあとに現在も「米政府と傀儡政府」はフセイン路線を継承して組合を扱っている、とある。
矛盾してはいないか、路線を継承しているのであれば、彼らは地下にもぐったままのはずである。
またGoogleでイラクと低賃金法について検索してもロクなものがHitしないがどういうことか?
この文中では民族主義者と労働組合については詳細な描写があるが、
彼らの引き起こしたストに伴う損失がまったく描かれていないのも疑問点である。
傀儡政権とはいえ、輸入であるから、直接のダメージは"イラク政府"にいくのであり、
アメリカ企業やアメリカではない。
その証拠に文中にも「政府歳入を遮断」「輸出が停止する可能性に直面して、マリキは躊躇した」
などの描写があり、直接困るのはイラク政府であり、アメリカでないことは明白である。
つまり、実際は石油採掘の利益はイラク政府に還元されており、政府歳入の重要な要素であるが、
ストによって遮断されては困るので、米軍にヘルプをコールした。
労働団体と民族主義者はアメリカの侵略・略奪に抵抗すると気をあげている、ということ。
労働団体は自国政府を苦しめて、あまつさえ再建すらプレッシャーかけて何やってんの?
ということ。