07/08/24 22:35:34 YpLir23Q
>>145 >>147
日韓での「成功」例に、イラク対応を正当化 米大統領
また、韓国については朝鮮戦争時の米国の介入やその後の関与がなければ、「韓国民は今、残酷で
抑圧的な体制の下で生きていたかもしれない」などと発言。ベトナム戦争をめぐっては、米軍撤退後に
大量の難民流出などの「代償」があったことなどを指摘。「ベトナムと同じように米軍が撤退すれば、敵は
米本土まで追いかけてくる」と駐留継続を正当化した。
ブッシュ氏は「アジアでは、大勢の米国民の犠牲の上に自由が暴力的なイデオロギーに勝利した」と
強調。「中東でもアジアと同じ結果をもたらすことになるとの確信を与えている」などと訴えた。
URLリンク(www.asahi.com)
ウンデッドニー以来…… (本多勝一)
アメリカ合州国が、一方的な「ブッシュの戦争」でアフガニスタン空爆を続けている。予測されていたとおり、
一般住民に多数の死傷者が出た。そして、そんなことは一切おかまいなく空からの無差別虐殺をつづける
であろうことも、予想通りである。なぜか。
合州国の「はじまり」から点検してみられよ。この国は500余年前の「コロンブスの大虐殺」で始まる。
すなわち南北アメリカ両大陸(および付属諸島)の、何千万人とも知れぬ先住民族たちの、おそらく
人類史上最大の悲劇の始まりである(注1)。合州国に直接関連するものとして、北米の先住民族が最近まで
にどんな虐殺をされてきたかは、日本人による世界に誇れる報告『アメリカ・インディアン悲史』
(藤永茂・朝日新聞社・1972年)がある。
ワシントン初代大統領時代から強行された侵略は、最後の組織的虐殺「ウンデッドニー」で一応終るものの、
そのわずか10年後(1900年)、フィリピンを侵略した米軍による「10歳以上すべて」の全男女が、ルソン島・
サマル島で大虐殺された。のちの日本占領軍司令官マッカーサーの父親たるアーサー=マッカーサー将軍
の命令だ。この虐殺軍の指揮官たるや、なんと米本国でのベテラン対先住民戦闘兵自身だった。つまり
アメリカ先住民大虐殺の歴史は、アジア人大虐殺へと直結する(注2)。
(続く)