07/08/15 00:57:09 t27O9xxj
そうした不安と不満と混迷が充満した社会状況で、
>>64 (続き)
「救い主が来た、来たりてここに見よ、かの待ちに待ったマイトレーヤが来られたのだ」
「彼は慈悲に満ちて我々に食料も下さっている、来たりてその救いに預かるのだ!」
「これからはこの救い主に就いて行こう、そうすれば新しい地球の幕開けで安心して生きられるようになるだろう!」
と叫ぶ声がどんどん口から口に広がっていくだろう。
そうやって、それまでほとんど信じていなかった人々までもが、不安に駆られつつ希望を持ちたさに
集まっていくようになるだろう。
それは現実的な状況になりうると、ここまで読めばわかると思う。つまり、人々は地球全土に
起こった異常事態に怯え、これから起こることを思って不安と恐怖でいてもたってもいられない
状況に追いやられるからであった。
この状況の中で冷静で安心を保って家から出て行かないで、
「2階にいるものも、何かを取りに階下に下りていかないようにしていられるか」
「ユダヤの地(あるいは危険なところ)にいるものは、山に逃れて一人で逃げられるか」
これがそうしたときに非常に重大な岐路になることを、イエスは警告しているように思われるでしょう。
つまり群集に従い、噂に従い、口々に叫ぶものに従って 「出て行ってはならない」 と。 (続く)