07/08/07 20:50:12 2IpNi2Ui
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カナン人が行っていた多産信仰とは多産の女神であるアシラとその相手である
バアル神を崇拝する信仰のことである。バアル神とアシラ女神の性交によって
肥沃、豊饒、多産をもたらす力が与えられるというもので、多産の活動は神殿に
おける売春という一つの儀式によっていっそう刺激されるものと信じられていた。
申命記23/17,18をみると神殿娼婦、男娼たちは売春を行ってお金を稼ぐこと
により、神々への献身ぶりを示した。エジプトで出土した飾り板に両手に蛇を
持っているアシラ女神が描かれているものがあり、蛇とアシラ女神とは深い関連
がある。
イスラエルの人々は多産信仰によってバアル神やアシラ神を崇める人々は
いかなる者であっても罪を犯していると認識していた。預言者のイザヤや
エレミヤは、いつも肉的性欲を淫行として糾弾していた。
割礼は淫乱を犯しているカナン人と自分たちを区別し、
性に関わる部分を切ることで性を聖別し、神の選民の血統であるとの証としたと
考えることができる。
俺が言いたいのはユダヤとフェニキアは別物であって、対立している。ということ。