07/08/07 19:28:08 rlulZhrK
フェニキア人ってカナン人でしょ、ベニス人もカナン人だとここでは言ってる
URLリンク(www.asyura2.com)
886:カルタゴ
07/08/07 19:34:23 2IpNi2Ui
URLリンク(www.jcp.or.jp)
カルタゴとマルクス、エンゲルス
マルクスやエンゲルスは、カルタゴやフェニキア人たちについて、
かなり多くのことを語っている。
エンゲルスのハンニバル論
ハンニバルの騎兵隊の編制からその優秀さ、一連の戦闘の経過と
ローマ軍を撃破した用兵の巧みさなどを詳細に描きだし、カルタゴ軍と
将軍ハンニバルの軍事的功業をたたえたのだった
(同前二六八―二七一ページ)。とくに、ローマ軍を撃破した三つの
大戦闘―ティキヌス河畔(前二一八年)、トレビア河畔(同前)、
カンナエ(前二一六年)の戦いについては、その記述は実に詳細である。
実は、マルクスには、フェニキア人を古代の代表的な「商業民族」
として評価したカルタゴ論だけでなく、もう一つのカルタゴ論があった。
それは、いわゆる「幼児犠牲」の悪習についての記述である。
「周知のように、テュルスとカルタゴの支配者たちは、彼ら自身を犠牲に
ささげるのではなく、貧乏人の子供を買い取って、モロック神の灼熱した
腕のなかに投ずることによって、神々の怒りをやわらげたものである」
(「反プロイセンの扇動」一八五五年、全集(11)一二八―一二九ページ)。
これは、イギリス政府が、失政の結果を人民の犠牲であがなおうと
していることを批判したさい、その悪政はカルタゴの悪習に匹敵すると
論じる形で、もちだされたもの。マルクスが「周知のように」
と書いたように、カルタゴの「幼児犠牲」の話は、当時のヨーロッパに
広く知られている話だったらしい。
フランスの作家フローベールは、小説「ボヴァリー夫人」で有名だが、
カルタゴを題材にした歴史小説「サランボー」(一八六二年)のなかには、
幼児を生贄(いけにえ)にする儀式の生々しい描写がある、という。
887:カルタゴと生け贄
07/08/07 19:55:44 2IpNi2Ui
URLリンク(www.nagaitosiya.com)
供犠の典型例は、カルタゴで行われた子供の人身御供である。
古代のカルタゴ人が、初子(最初に生まれた子供)を生贄として神に捧げていた
ことは、現地の伝説やローマ人による記録を通して古くから知られていたが、
これがたんなる伝説でないことは、カルタゴ人にとっての聖域であったトフェの
墓地に、生贄となった羊の骨とともに幼児の骨が埋葬されていることから明らか
である。古代人は、犠牲にする生贄が大切なものであればあるほど、
神が喜ぶと信じていた。カルタゴ人が自分の子供を犠牲にしたのは、
我が子がもっとも大切な所有物だったからなのだ。
自分の初子を神に捧げるという習慣は、古代エジプトにまでその起源を
たどることができる。『死者の書』によると、エジプトには、初子を小さく
刻んでなべで焼くという伝統があった。
『旧約聖書』では、神とイスラエルの民との契約として、
初子をヤハウェの祭壇に捧げることが記されている。
あなたの初子をわたしにささげねばならない。あなたの牛と羊についても
同じようにせよ。七日の間、その母と共に置き、八日目にわたしにささげねば
ならない。 [聖書, 出エジプト記,22:29]
どちらの地域でも、後に羊が身代わりとして生贄となった。
そのことは、アブラハムが、ヤハウェに命じられたとおり、我が子イサクを
屠ろうとしたところ、ヤハウェの天使に止められ、代わりに雄羊を提供された
という、旧約聖書に登場する、有名な逸話に象徴されている [聖書, 創世記, 22]
888:バアルと生け贄
07/08/07 20:01:45 2IpNi2Ui
URLリンク(homepage3.nifty.com)
◆豊穣の神
バアルが悪魔の中でも高い地位を得るに至ったのは、それだけ彼がキリスト教に
とって、文字通り「邪魔」な存在だったからにほかなりません。
もともと、この悪魔は異教の神であり、豊穣を司る神聖な存在でした。
その威光は、セム人(シリア人)やカナン人(パレスチナ人)はもとより、
遠くカルタゴ(モロッコ)、バビロニア(トルコ)、シドン(レバノン)などにも
及び、各地に神殿が建てられ、多くの信者を集めました。
◆神から大悪魔へ
このように、バアルは広くその支持を集めていたわけですが、ではなぜ
その「神」が大悪魔となったのか。それは、彼が人身御供(ひとみごくう)
・・・つまり人間を生け贄に求める存在であったからです。
生け贄に捧げられるのはたいていアウトロー、つまり捕虜や異教徒、
外国人でしたから、バアル信者と対立することの多かったユダヤ・キリスト教徒
たちが反発を覚えたのも無理ははありません。
889:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 20:16:43 /xUndH0f
そんな小手先の情報(知識ではなく)乗せたって読んでてつまらんし
頭にも入らん。なんだか歴史や社会の教科書を読んでるみたいなんだよ。
こういう場合は全体像や大事なところを抜粋するなり自分で要約して、
どこから引用したかを出したほうがいい。
なるべくコンパクトにまとめたほうがいいと思う。
膨大な情報を一気に出されては頭の中で整理するのも大変。
どうしても話題にしてほしいときは大事なとこだけ引用して、
こう書いてあるんだが、俺はこれこれこう思う、あるいはこれをどう思う?って
書いたほうがいいともう。
890:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 20:24:59 /xUndH0f
しかもユダヤ関係ではあるけどこういう事を理解するには
古代の歴史、中東の歴史もある程度知ってなくちゃいけないから
さらに頭にいれるのが難しい。
891:カナンとユダヤ
07/08/07 20:25:19 2IpNi2Ui
ユダヤ教の起源はカナンのバアル信仰
URLリンク(ja.wikipedia.org)
アブラムは、父テラの死後、神から啓示を受け、それに従って、妻サライ、
甥ロト、およびハランで加えた人々とともに約束の地カナン(パレスチナ)
へ旅立つ。アブラム75歳の時のことである。以下は、その時の神の啓示。
「あなたは、
あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、
あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。
地上の全ての民族は、あなたによって祝福される。
(旧約聖書 創世記12:1~3 日本聖書刊行会の新改訳聖書より引用)
この神との約束の地カナンこそが、現在のパレスチナ問題にまで繋がる。
アブラムはおそらくカナン人に利用されたのだろう。
892:割礼
07/08/07 20:50:12 2IpNi2Ui
URLリンク(www.ijournal.org)
カナン人が行っていた多産信仰とは多産の女神であるアシラとその相手である
バアル神を崇拝する信仰のことである。バアル神とアシラ女神の性交によって
肥沃、豊饒、多産をもたらす力が与えられるというもので、多産の活動は神殿に
おける売春という一つの儀式によっていっそう刺激されるものと信じられていた。
申命記23/17,18をみると神殿娼婦、男娼たちは売春を行ってお金を稼ぐこと
により、神々への献身ぶりを示した。エジプトで出土した飾り板に両手に蛇を
持っているアシラ女神が描かれているものがあり、蛇とアシラ女神とは深い関連
がある。
イスラエルの人々は多産信仰によってバアル神やアシラ神を崇める人々は
いかなる者であっても罪を犯していると認識していた。預言者のイザヤや
エレミヤは、いつも肉的性欲を淫行として糾弾していた。
割礼は淫乱を犯しているカナン人と自分たちを区別し、
性に関わる部分を切ることで性を聖別し、神の選民の血統であるとの証としたと
考えることができる。
俺が言いたいのはユダヤとフェニキアは別物であって、対立している。ということ。
893:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:00:33 lEqtfYPL
なるほどね。
カナンは中国の殷(商)に似ている。
生贄を捧げていた点も似ているし、商業の商は王朝名の商から来ている。
つながりがあるのかも。
894:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:04:05 lEqtfYPL
ヴェネチアは手形とか複式簿記とか銀行とか資本主義の基礎を作っている。
プロイセンが近代的軍隊の基礎を作ったようにね。
895:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:11:34 E0HF2A55
フリーメーソンについては、その元になる諸霊統の考察がなされなければ
理解できません。その内、薔薇十字の流れよりもさらに重要な霊統は、
マニ教でした。マニ教との関連を考える上で、先ず始めに3世紀頃の歴史
に現れたファウスト問題から始めなければなりません。
マニ教は聖アウグスティヌスによって糾弾されましたが、彼もカトリックに
改宗する以前はこの霊統の信奉者でした。自らをマニと呼ぶ一人の人物
によって基礎付けられたこの運動は、始めは小さなセクトでしたが、次第
に強大な霊統になりました。中世のアルビ派やワルド派やカタリ派はこの
霊統を受け継いでいます。また、聖堂騎士団、そしてフリーメーソンも、
このマニの霊統と結びついているのです。
マニについての表面的な物語はとても単純です。西アジア地方に一人の
商人がいました。彼は驚くほど博識で、四つの重要な著作を遺しました。
最初は『秘儀』、二番目は『管理』、三番目は『福音』、四番目は『宝物』です。
死の際に彼は、これらの著作をペルシア人である夫人に託しました。
夫人はこれらを、身代金を払って自由にした奴隷に遺しました。
その奴隷こそが、著作から叡智を引き出したマニその人であったという
のです。また彼はこの他にも、ミトラ教の秘儀も伝授されていました。
このようにして、かれはマニ教の活動を始めたのです。
896:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:14:13 E0HF2A55
人はマニを「寡婦の息子」とも呼び、彼の信奉者たちを「寡婦の息子達」
と呼びました。マニは自分自身をパラクレートと名付けましたが、これは
キリストによって人類に約束された聖霊と同義です。
彼は自分を、かの聖霊の一つの受肉した形姿であると考えていたので
あって、自分が唯一の聖霊であると考えていたのではありません。
聖霊が様々に生まれてくると考え、自分をその一つであると考えました。
彼の教えはカトリックに改宗したアウグスティヌスによって、大変な勢いで
糾弾されました。アウグスティヌスは自分のカトリック的見解を、彼がファウ
ストゥスと名付けた一つの人格に代表させたマニ教の教えと対立させました。
ここに悪の観念を持ったゲーテのファウストの起源があります。
一般にマニ教の教えは、悪についての解釈によって、西洋のキリスト教
とは異なるように思われています。カトリックの見解は、悪は神的根源から
の堕落であり、元来善である霊が神から離反したことに起因する、という
のに対して、マニ教は悪は善と同様に永遠であると教える、というのです。
そこには肉体の復活も無く、悪の終わりも無い、というのです。
897:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:18:22 lEqtfYPL
イルミナティとか薔薇十字はフリーメーソンのなかに取り込まれている。少なくとも現在は。
思想的に近いけど独立系なのがシュタイナーとか。
中国系の結社も西洋と接触したときにその影響を受けている。元々のルーツは三国誌の頃に遡るが。
その他の結社はショボイ。
898:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:27:10 lEqtfYPL
ローマってろくでもないと俺は思っていた。
カルタゴに言いがかりを付けて滅ぼして、作物が育たなくなるように土地に塩を撒いたり。
こういう背景を聞くと一応理解はできる気はする。同意はできないにせよ。
あとケルト人も生贄を捧げていたんだよな。
899:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:35:11 /xUndH0f
現在の中国の秘密結社が、昔の秘密結社と直接関係があるとはとても思えない。
ただ名前を借りてきたりその思想を借りてきただけだろ。
900:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:41:55 lEqtfYPL
いやいやあるんだよ。
三国誌のころの会盟が源流で、フリメなどの影響を受けている。
赤とか青のことだが。
901:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:43:43 lEqtfYPL
あと現在とか昔とか言わないで具体名を挙げてほしい。
902:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 21:53:55 lEqtfYPL
理由をきちんと述べるべきだな。
俺は西洋秘密結社からの影響を言いたかっただけだから、別にこだわるつもりはないが。
秘密結社の上に、三合会トライアドがあって、それを13血流の李家が仕切ってるという話。
903:ユダヤ教はゾロアスター教の影響を受けた
07/08/07 21:59:29 2IpNi2Ui
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
magic マギの
マギmagiとはゾロアスター教の司祭のことです。
「magic」が「魔術」という意味を持つにいたったのは、
ヨーロッパ人がゾロアスター教をどのように見ていたか反映しているのでしょう。
なおイエス・キリストが生まれたときに訪れたという東方の三賢者もマギです。
「ゾロアスター」をドイツ語では「ツァラトゥストラ」といいます。
フェニキアPhoeniciaは今のレバノンあたりにあった古代国家です。
フェニキアは商業民族で、地中海を商業で制覇しました。今のチュニジアに
あったカルタゴはそんなフェニキアの植民都市の一つです。
「カルタゴ」はフェニキア語で「新しい都市」という意味だそうです。
やがて本国のフェニキアは滅んでしまうのですが、その後もカルタゴは
生き残りました。しかしやがて地中海の覇権を賭けてローマとの戦いが
始まるのです。ローマはカルタゴとの戦争をポエニ戦争と呼びました。
ローマは知っていたのです。カルタゴがフェニキアの都市であることを。
ポエニPhoeniとはフェニキアPhoeniciaのことなのでした。
ユダヤ&キリストvsフェニキア。お互いに対立し憎みあっている。
この対立軸が世界の覇権を巡って闘っている? のかも。
904:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 22:02:02 E0HF2A55
さて、マニ教の本質を究明するには、その伝説に立ち入らねばなりません。
それは次のようなものです。
昔、闇の国の霊たちが、光の国に戦いを挑みました。彼らは本当に国境まで
やって来て、光の国を征服しようとしました。しかし、彼らは光の国に対しては
何も出来ませんでした。そこで彼らは光の国によって罰せられなければなり
ませんでした。ところが、光の国には悪は何も無く、善だけがありました。
ですから闇の悪魔は、善によってのみ罰せられ得たのでした。
光の国の霊たちは、彼ら自身の国の一部を取って、これを闇の物質の国に
混ぜました。光の国の一部が闇の国と混ざったことによって、いわば発酵
成分が生じ、それが闇の国を混乱した旋回舞踏の状態にしてしまいました。
それによりある一つの新しい要素が、つまり死が生じたのです。闇の国は、
絶えず自分を消耗し、自分を破壊する芽を担うようになったのです。
物語は更に続きます。この事が起こったことによって、まさに人類が生じた
のです。原人は、闇の国と混ざり合う為に、そして闇の国の中に存在しては
ならないものを、死によって克服する為に、光の国から送られてきたのです。
闇の国を、それ自身において克服するためにです。
この物語の中に秘められている深い考えは、闇の国は罰によるのではなく、
寛大さによって征服されるべきだということです。悪を追放することによって
ではなく、悪と融合することによって、悪を解放するのです。
悪とは何なのでしょう。それは時と所を間違えた善に他なりません。
ある時は非常に優れた善であるところのものが、そらに自己を保持し続ける
ならば、それは硬化したものになり、進歩を妨害することで善に反抗し、
疑いも無く悪になってしまいます。
悪は神的なるもの以外の何ものでもありません。
何故なら、場違いな時の悪は、かつての時代においては、完全なるもの、
神的なるものの表現であったのだからです。
905:ケルト
07/08/07 22:05:23 2IpNi2Ui
>>898
URLリンク(www.h5.dion.ne.jp)
またフェニキア人は、当時スペインやフランスに居住していたケルト人と、
鉱山開発や貿易を通じて協力関係にあった。
ケルト人は、ドナウ・ライン・セーヌ・ロワール川などの河川を利用した
交易集団でもあった。フェニキア船団は、ケルト人やユダヤ人、
エジプト人やギリシャ人などが混在する多民族混成旅団だった。
しかし彼らには共通の信仰があった。セム語で「主」を意味する牛の神バールで
ある。クレタのミノッソス、エジプトのイシスも牡牛に象徴される。
ユダヤ王ソロモンの玉座には、黄金の仔牛アモンが刻まれ、ゾロアスター教の
ミトラ神の原型もバール神である。何故牡牛なのかはよくわからないが、
源流は伝説のアトランティス文明にあるとも言われている。
906:殷
07/08/07 22:13:08 2IpNi2Ui
>>893
バール神
URLリンク(www.h5.dion.ne.jp)
出雲王朝は、BC1046年に牧野の戦いで周に滅ぼされた殷王朝亡命難民が
主要な構成員であり、日本に弥生時代の稲作文化や銅剣・銅鐸文化を招来したと
思われる。殷はシュメール古拙(こせつ)楔形(せっけい)文字に似た甲骨文字
を創始し、亀甲占いを行う。なるほど出雲地方には亀甲神紋が多く、
亀甲占いは皇室の秘事と聞く。殷はBC2070年に成立した、
南方系龍蛇(ナーガ)信仰の「夏」を滅ぼし、BC1600年に成立した国だが、
道教神話では夏以前の神話時代、石の巨人・磐(ばん)古(こ)、蛇身の女神・
女?(にょか)、牛の角を持つ炎帝神農の元始三皇に始まるとされる。この
炎帝神農こそバール神であり、古韓国語ではスサという。
牛頭(ごず)天王(てんのう)の別名を持つ「スサノオ」である。
なぜ殷王朝にオリエント・地中海世界のバール神なのか。
殷族とは本来、アーリア系イン族とされる。加えてシュメールのウル第3王朝が
BC2024年に滅亡した事と、かなりの関係があるように思われる。
神話では易経と文字の発明は伏羲(ふくき)の役になっているが、
崑崙山を越えて来たシュメール文明の末裔たちが創始したのではないかと。
殷は天地自然の神々を信仰し、王を支える武士団が存在し、殉死の風習があっ
た。周に殉死はない。一族の旗印は白。周は赤。民族の守護神は、フェニキア人
同様に鳥(鳳凰)だった。
907:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 22:34:11 Bg4Y/j8s
>>892
「俺が言いたいのは」ではなく「マリンズの釣り本が言いたいのは」だろ
この部分は自分で基本的な文献を漁ってみればオカシイところが分るさ
908:モーセ
07/08/07 23:01:25 2IpNi2Ui
URLリンク(www.isis.ne.jp)
モーゼが邪教として否定したパレスチナのバール信仰は、古いレリーフなどでは
山頂で鉾を振り上げ、そこに雷が光る神像として描かれている。
それからユダヤ教徒が悪魔的に記述する“牛”をシンボルとしていた。
牛角の信仰と鉄はどこか結びつく。バールの牛の姿はユダヤ教以前には、
溶鉱炉としても表されている。巨大な牛の建造物があって、その体の中から、
ドロドロの鉄が流れ出してくる。
そういう雷を呼ぶ鉄剣の信仰は北欧の神話でも導入されて、鉄剣、鉄器は
基本的に神の持ち物とされる。雷を発する檄、杖は鉄器、これがアーサー
王伝説につながってきているんだね。
URLリンク(www.nunochu.com)
URLリンク(www.nunochu.com)
何かの間違いであってくれ」と願っていただろうモーセたちが見たものは、
ヤハウェが告げた通り、黄金の雄牛の像に生け贄をささげ、その周囲で
酒に酔い、踊り狂い、みだらな行為にふけっていた『神の民』の姿だったのです。
牛を神としたこと自体、第一条「あなたはわたしをおいてほかに神があっては
ならない」の違反。
礼拝の対象として牛の像を作り、祭壇で生け贄をささげたことは、
第二条の「いかなる像も造ってはならない。それらに向かってひれ伏したり、
それらに仕えたりしてはならない」の違反。
牛の像の前でイスラエルが「たわむれた」と記録されているのは、偶像礼拝に
つきものの性的乱交と考えられ、第七条「姦淫してはならない」の違反。
ユダヤ教・キリスト教vsカナンのバール信仰 というのは間違いないと思う。
909:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:14:48 MfD9U3rG
そういや、秦の始皇帝が金髪碧眼だったって話しはどうなの?
秦氏はユダヤ系だって言うし、秦の始皇帝がやったことも当時としては信じられないほどのグローバリズムだよね。
910:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:26:22 GImNiQ9C
宇野正美講演会「エルサレムが人類歴史の終着点となる」(2006年)
URLリンク(video.google.com)
宇野先生の力強い講演には圧倒される。
911:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:36:22 a11TaA4j
パソコンが復活したかもしれないので書き込みます。
ミャンマーがオンサンの下で反日教育をしたソース。
ちなみにベトナムでもホーチミンが日本が200万人餓死したといって教育していた。
フィリピンが反日なのも有名。
URLリンク(cc.msnscache.com)
インドのパール判事が日本をかばったため、インドは経済制裁を欧米から受けた。
孫の投書がこの正論に載っている。
URLリンク(www.sankei.co.jp)
台湾も南京虐殺や従軍慰安婦は教科書に載ってるだろ。
912:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:52:03 6M1TC7G9
>>911
ホーチミンは中国、ソ連から支援を受けた共産主義者だろ・・・親日だったらそれこそおかしい。
フィリピンは独立公約をアメリカからもらっていたのに「独立させるから」と日本が「大きなお世話」で割って入った形なので
「余計なことをするな」となった稀有な例。(大戦中は現地人のゲリラ活動も盛んだった。極秘の電報解読コード表も奪われて海軍はひどい目にあったし。)
ミャンマーでは日本の工作員が集めた独立義勇軍を後から入ってきた正規軍(日本軍)が攻撃して殲滅しているし、日本軍だって何も問題がなかったわけじゃない。
インドが経済制裁を受けて反日になったのか?
台湾は十分親日だ。
親日=日本のことは何でも好き。どんなことがあっても何も文句を言わない。
と中学生、高校生の女子のグループにありがちなベタベタした関係と勘違いしていないか?
913:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:53:08 a11TaA4j
東亜版で華僑が欧米支配下であるソースを貼りまくろうぜ!
分割統治で中国人を代理人として使ったソースっていいのあるかな?
分割統治のwikiとかにしたほうがいいかな?
もともと現地にいた中国人もいたが、阿片戦争などでつれてこられた人も大勢いた。
それを広めればやつらもユダヤに気づきつつある。
URLリンク(www.jttk.zaq.ne.jp)
URLリンク(specific-asian-flash.web.infoseek.co.jp)
914:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/07 23:53:47 MfD9U3rG
はいはい。
もうワンパターン臭がにじみ出まくってるね。これがカルト臭ってやつか?
915:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 00:09:13 WEsVTFv0
>>912
だから、インドは半日にならなかったんだよ。
共産主義者にせよ、親日派はみんな権力から外れたソース。
すべてが意図的かはわからない。普通に失脚したのもいただろう。
フィリピンは何度も独立を約束されていたんだよ。
部族同士を独立の名の下に殺し合いさせて、戦争が終わるとそのたびに裏切られた。
インド(ボースだったっけ?)だって、何度も独立の約束を破られたことを怒っていたのは有名でしょ。
断る日本に対して、ホセ・ラウレルがアメリカの独立約束は嘘だから、
といって苦しいところを日本は参戦したんだよ。
たしかにフィリピンには親米派もいた。
ハーフカーストっていって、現地人の血の混じった半白人のキリスト教徒はそれなりに満足していた。
でも、アジア系は完全にごみ同然だったんだ。
文字通り、日本派とアメリカ派がいたんだ。
反日で日本にテロをしたやつはどの国にもいた。
華僑や少数民族やハーフカーストが中心。
それを分割統治って言うんだよ。
PHPの大東亜会議の真実がいいと思う。
意外と日本の悪いところも書いてあるし。
劣等人種を分割統治するってのは、数十年前は当たり前の立派なキリスト教の教義みたいなものだったんだよ。
キリスト教徒がアジア人を奴隷にしていたのは、最近の研究で明らかになっている。
これは侵略の日本史っていうのが初心者にはわかりやすい。
陰謀スレだから、スレ違いだな。
916:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 00:17:37 cYsvqZDj
>>915
>文字通り、日本派とアメリカ派がいたんだ。
そうだ。現実は朝鮮などでも親日・反日がそれぞれ入り乱れていた。
それなのにあなたは以前から「中国、朝鮮、他の東アジアの人たちは‘みんな’親日だった。アメリカによる戦後教育で次の世代が反日になった」と言っているからおかしいんだ。
917:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 00:37:43 jT6ZHezv
つか、親日とか反日とか割とどーでもよくね?
他人にどう思われてるかを気に病むニキビ時代をぼちぼち卒業しようや。
918:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 00:42:25 Ov7e7/XO
そうまで言ってないんじゃね?
親米派(つまり韓国の場合はユグノー)と親日派がおおまかに交代したと。
その程度の意味なら別に間違ってはいない
919:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 01:37:51 cYsvqZDj
>>917
だって「日本統治時代の朝鮮の人たちはみんな親日だった」とか言っているんだぜ?
これじゃあ、こちらまで同類にされて「変な人」扱いされるのは目に見えている。
920:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 02:26:44 U9n5Y1Bj
ここのやつは分かってないのか知らんが
戦前東アジアは欧米の植民地だった、それを日本が解放しようとした。
これはみんな知ってると思う。
それを今度は戦後にアメリカが開放するといって日本の真似をして今度は日本を全部追い出した。
東アジアが反日なのは、東アジアで強力な地盤を固めていたイギリス(昔の世界帝国。
今でいうアメリカみたいなもの)やその他の国が東アジアから日本によって追い出された事と、
あとから来て火事場泥棒的に東アジアの植民地を解放しようとして日本を追い出した
アメリカのせいだよ。
アメリカは東アジアにおいて戦前の日本の政策を全部丸パクリしてる。
イギリスやその他から日本が取ってそれをアメリカが全部あとから来てぶん取った。
アメリカは直接に植民地の支配国と戦わずに日本に勝ったことによって奪い取っただけ。
東アジアにおいて戦前の日本を固定することはアメリカの利権を失うことを意味している。
日本はヨーロッパの帝国主義者と戦ったがアメリカは戦かっていない。
だからイギリスやその他の帝国主義者とアメリカが組める一方、
日本はイギリスやその他の帝国主義者ともアメリカも意見が一致しない。
こういうふうに第二次大戦以降イギリスからアメリカに世界帝国が変わった。
921:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 03:09:25 GfEzApW0
>>905
>何故牡牛なのかはよくわからないが、
牡牛座の時代でしょ?
マルドゥク、エンリル・・・
シッチンやアイク読んだのだいぶ前だから詳細忘れてるわ。
922:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 03:58:16 GfEzApW0
アイクの本引っ張りだしてパラパラめくっていたら、面白いところを見つけた。
(「大いなる秘密 下」デーヴィッド・アイクから抜粋)
ニューエイジ運動も、大衆の目をそらせるためにブラザーフッドが作ったものだ。
「ニューエイジ」という言葉は、フリーメイソンのある雑誌名だ。アメリカ政府のマ
インドコントロール奴隷で今は回復しつつある女性から確かめたことだが、ニューエ
イジは、ヘンリー・キッシンジャーが秘密裏に打ち出したものだそうだ。それは彼女
が支配下にあった1970年代のことだったという。
私がこういった点を指摘するたびに、ニューエイジを支持する人たちは真っ向から
否定する。すなわち、ブラザーフッドは大衆が別の人生観を持つのを望まないだろ
う、というのだ。そのとおり、彼らの理想的な世界ではそうだ。だが、この世界は彼
らの理想世界ではない。
今は、エネルギーの変化が人々を目覚めさせつつある。もちろん、ブラザーフッド
は、変化が起こることもその影響についても知っている。だが、宇宙船にひょいと飛
び乗って太陽を調節したり、銀河の中心まで行って新しい振動のスイッチを切ってく
るというわけにはいかない。唯一の選択肢は、目覚めようとする大衆の意識をからめ
取ってもう一度別の袋小路へ引っ張っていくこと、つまり、新たな規則と宗教に誘い
込んで、人々が目覚めても、ブラザーフッドのアジェンダの脅威とならないようにし
てしまうことだ。これを、彼らはニューエイジ運動でやってきた。
923:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 04:01:48 GfEzApW0
ニューエイジでも、なかには感性鋭く明敏な人たちがいて立派な仕事をしているの
だが、大多数は、世界で起こっていることから目を背けている。そんな彼らを誤った
方向へ導いているのは他次元の存在であり、ブラザーフッドによる物質的振動数の変
換であり、低層四次元からの霊的交信だ。彼らはロウソクを囲んで座ってみたり、あ
るいは地球外生命体による「アシュターの命令」がきて、自分たちを宇宙船に乗せて
この星から連れ出してくれるのを待っている。残念ながら、実は「アシュター」とは
ブラザーフッドの作り話で、女王セミラミスの異名であるアシュトルトやイシュター
ルなどの古代神と引っ掛けた、言葉遊びなのだ。
そもそもこの人たちはニューエイジの考え方の傾向として、ブラザーフッドによる
操作など考えることもしないだろう。それは「ネガティブ」だからだ。まったくそう
なのだ。それは、自分自身がそれを認め、変革していかない限り、いつまでもネガ
ティブなままなのだ。
現実から逃げ出して、ふわふわしているだけでは何も変わらない。ニューエイジの
精神性は変革にあるのではなく、ほとんどが逃避思想だ。この人たちは目覚めを自ら
押さえ込み、目をそらしているのであって、前進しているのではないことを自覚すべ
きだ。
以上。
924:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 09:21:07 qmN85FGf
フェニキア人がスペインを中心とする欧州に大量に
取り残されたのに、古代以降突然に消え失せたのは、彼らが敗戦国のフェニキア人として生きるより
ユダヤ人として生きるほうが楽だったからだろうな。
フェニキア人と欧州の他の民族とは言語や容姿が違うので、似てるのはユダヤ人しかない。
ユダヤ人に紛れたんじゃないとしたら、フェニキア人が忽然と消えた理由がわからない。スペインのフェニキア人都市は
ローマに先に降伏したところも多くて、カルタゴ滅亡後も残ったはずだしね。
そのうちで、密かにバール信仰を持ち続けてた集団がいたとしても不思議ではないね。
925:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 11:32:05 v+uWKJAg
心を読み取る装置は本当に存在する!!!
【心を読み取る装置について】
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
【思考盗聴の技術】
URLリンク(bbs11.fc2.com)
【僕、実は思考盗聴されているんですけど!その3】
スレリンク(jinsei板)
926:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 12:27:15 j8nHt+Pr
>>920
大要に異論はないが、少し補足すると
アメリカは戦後も植民地独立の糸をある程度引いている。
例えばインドネシアの場合だと、マーシャルプランを使って蘭に圧力をかけている。
>>924
カルタゴはローマに皆殺しにされたが、その植民地は無傷のところが多かった。
ローマは地中海に張り巡らされた彼らのネットワークを完全に絶滅できた訳ではなく
ローマ治下における主な奴隷の反乱はシチリアなど旧カルタゴ領で起こっている。
BC146にカルタゴが滅んだ後、BC139ローマ史上初めて大規模な奴隷反乱がおこる。
BC104年にも大規模な反乱がおこり、BC73には剣奴スパルタクスの乱が発生する。
これらはいずれも旧フェニキア領、旧カルタゴ領で頻発した反乱と連動しており
また反乱とはいえ、数年に渡る数万人規模のもので、その間の物資の供給は
いまだに解明されていない。
927:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 14:51:57 qmN85FGf
ユダヤ人は古来から農民で土地を耕し、羊や豚を飼っていた。
フェニキア人は古来から商人で最も早い時代から地中海交易を行っていた。
両民族は同じ人種で同じ言葉を話してた。フェニキア人は歴史から突如消え去り、
いつのまにかユダヤ人が商人の民族となっていた。
こう考えるともう答えは出たようなものでは?
928:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 16:13:51 yB3vgMS4
霊的見地からみた世界史が発売されるぞ!今回もすげー内容だぞ。
929:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 16:30:23 8jLRsZlQ
>>897
>思想的に近いけど独立系なのがシュタイナーとか。
で、シュタイナーの教義の中で
問題のある点(現代の物差しで人間にとって毒になりうる)ってどこらへん?
神智学は昔かじった事があるだけにちょっと気になる。
ヒトラーさんも彼のことが相当嫌いだったみたいだけど何故結えに
ここにいる人にとってはくだらない質問だと思うけど...
930:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 19:43:03 lwEb8qov
日本医師会牛耳ってるのもユダヤなんよね?
まじでむかつくだろ
中絶させてるのもユダヤって事になる
改案させて中絶許可したのは医師会とカルト女性団体だった
931:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:05:13 l2PyDGr4
>>930
合法化しなければ犯罪になるような仕事を医者達にさせて操る仕掛けで、
要は法曹界主導ということ。
医療訴訟の増加で産科医のなり手が少なくなることで
医療の進んだ国の出生率を落とすのも闇の世界権力の狙い。
932:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:16:59 EbVkXd28
>>929
物質よりも精神を上位に置くところとか、霊的ということにこだわるところとかがそうだと思う。
ブラバッキーなんかもそうだけど、グノーシスの大きな流れの中にある。
精神世界だけで、世界統一政府や超格差社会を作ろうとしていないぶん、マシと言えばマシだけど。
933:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:18:07 lwEb8qov
>>931
優生保護法改案で何で医師会が政治介入してまで推し進めようとしてたのか
これでわかったよ
中絶に関してはほんと我慢ならない
世の中はだいぶそれで変えられてしまったと思う
934:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:21:49 EbVkXd28
グノーシスだけじゃなくて、カバラもスーフィーも老荘思想も密教も全部ヤバイよ。
こういう思想の根っこはつながってるんじゃないかと思う。
あと神話にもモノミスと言って共通した構造があるんだとか。
935:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:24:50 EbVkXd28
医者も弁護士も銀行家もマスコミもユダヤ人が多かった職業。
社会的地位が高く、収入が多く、女に憧れられる職業というのはユダヤ的なんだと思う。
936:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:35:51 0G6RnW2b
>>928
驢馬乙w
937:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:40:49 EbVkXd28
ユダヤ人というのは本来のユダヤ人(セム)、カナン(ハム)、アシュケナジー(ヤペテ)の3重構造になっているのか。
もしかしたらもっと他の要素も混じっているのかもしれないが。
ヘブライ語はセム語族だけど、言語学のセム語族というのは言語学者が聖書にちなんで後から付けたもの。
938:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:45:27 FK+sfp9A
>>935
それはトンヅラし易い職業。工場経営や農業では逃げたら資産の大半を失う。
939:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:50:08 6ZRKvfFR
ユダヤ民族10億人計画
940:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 20:53:19 EbVkXd28
世界統一政府を予想してみる
言語 英語
貨幣 ドル
宗教 ユダヤ教とキリスト教とイスラム教を混ぜたような一神教
941:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 21:28:42 9Ldf4wwy
>>935
大臣の絆創膏ひとつで大騒ぎしてる日本のマスコミは
工作報道以外の事は億劫がって中々やりたがらないが
現在の日本における最大の問題は弁護士不足を意図的に
放置する相対評価での司法試験システムだと思う。
弁護士団体の滅茶苦茶な要求を通してやったのは、何とヒキカエなんだろう
942:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 22:23:47 4SyEfxew
>>920
たしかにアメリカは独立にからんでいるかもしれないとは思う。
でも、実際はイギリスの傀儡がもどってきているだけなんだよね。
だからアメリカとイギリスの対立とか、ロスとロックとかいうのは双頭戦術としか思えない。
直接アメリカが占領していたフィリピンで、日本軍が苦戦したのは
やはりアメリカの結社が上手かったってことなんだろうけど。
内部の利害調整があるのかもしれないけど。
943:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 22:32:00 Nw/O26G/
クリスティアン・ローゼンクロイツは、薔薇十字秘儀のもっとも深い秘密を
神話の形式で表現しました。この神話とはおよそ次のようなものでした。
あるエロヒーム存在が人間を創り、エヴァと名付けた時代のことです。
そのエロヒーム自身がエヴァと結ばれ、カインが生まれました。
さらに別のエロヒームまたはヤハヴェはアダムを創りました。
アダムもエヴァと結ばれ、この夫婦からアベルが生まれました。
つまり、カインは神々直系の息子であり、アベルは人間として創られた
アダムとエヴァの息子なのです。
ヤハヴェはアベルが捧げた供物は受け取りましたが、カインの供物は受け
取りませんでした。カインは動物ではなく、農作物を捧げたからです。
その結果、カインは弟殺しを犯しました。彼はヤハヴェの共同体から締め
出されました。そして遠い土地に行き、彼自身の一族の祖先になりました。
アダムがさらにエヴァと結ばれました。そしてアベルの代わりにセトが
生まれました。このようにして二種類の人類が生じました。一つはエヴァと
エロヒームに由来するカインの一族であり、もう一つはヤハヴェの命令で
結ばれた、純然たる人間から生じた人類です。一方は、神によって用意され
たものを取り、もう一方は大地を耕し、努力する自由な人類です。
例えば、タウ文字を発見したメトサエルや、青銅と鉄の加工を教えたトバル
・カインのように、あらゆる芸術や科学を地上にもたらしたのは、カインの
一族です。ヒラムもカインの一族でした。彼はカインの末裔が様々な世代
を経るうちに蓄えた、知識や芸術、技術すべての後継者でした。
もう一方のセトの家系からはソロモンが生まれました。彼はヤハヴェから
受け継いだ才能の全てにおいて抜きん出ており、ヤハヴェの末裔の有する、
宇宙の叡智を備えていました。しかしそれは、技術や芸術、科学の分野で
実際的なものを生み出すことのできる叡智ではありませんでした、
944:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 22:34:03 Nw/O26G/
さて、ソロモンは神殿を建設しようと思い、建築士にカインの末裔である
ヒラムを任命しました。その頃、聡明なソロモンのことを伝え聞いたシバの
女王バルキスがエルサレムにやって来ました。彼女は彼の求愛を受け入れます。
彼女はまた神殿建設のことを耳にすると、建築士ヒラムにも会いたいと思い
ました。そして彼に会った時、彼女はすっかり心を奪われてしまいました。
たちまちソロモンは嫉妬心を抱きます。
それが特に激しくなったのは、女王バルキスが、神殿建設に携わる全ての
労働者を呼び集めて欲しいと言った時のことでした。ソロモンは不可能だと
言ったのですが、ヒラムは丘の上に登り、神秘的なタウ文字を示すと、
そこへあらゆる労働者が急いで駆けつけたのです。このためソロモンは、
ヒラムを迫害する者を退けなくなりました。
シリアの石工、フェニキアの大工、ヘブライの坑夫がヒラムに敵意を抱いて
いました。というのは、ヒラム・アビフから親方(マイスター)同志の合言葉
を決して教えて貰えなかったからです。合言葉を知っていれば、職人たちは
独立して働けるはずでした。彼らはヒラムに何か仕掛けようと決意しました。
ヒラムが彼の傑作である「青銅の海」を鋳造しようとしたとき、その機会は
やってきました。三人の職人の仕掛けにより、鋳造所はもの凄い火事に
なりました。ヒラムは何も出来ませんでした。
そのとき突然、
ヒラム!ヒラム!
という声が鳴り響き、その声が火の海に身を投げるように命じました。
彼はそれに従って、地球の中心点、まで深く沈んで行きました。
945:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 22:34:53 4SyEfxew
>>920
一応説明しておくと、戦争が終わっただけで、植民地は終わっていないというのが、このスレの主張だと思っていいとおもう。
アジア、アフリカの紛争の黒幕はユダヤだから。
突き詰めていくと、アメリカでは説明がつかなくなるから、ユダヤということなんだけど。
946:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 22:35:38 Nw/O26G/
そこで二人の人物、祖先であるトバル・カインとカインに出会います。
カインは光の天使ルシフェルに照らせれていました。
トバルはヒラムにあらゆる物を修復できる魔法の槌を与えて言いました。
「お前に一人の息子が出来るだろう。彼は博学な民族に取り巻かれ、
火を通して叡智に満ち、思慮深くなったその人々の祖先と成るだろう。
地球は彼らで一杯になり、そして神殿を完成させるだろう。」
その後、ヒラムは女王バルキスと再会しました。彼女は彼の妻になりますが、
ソロモンの嫉妬と、例の三人組の復讐を払い退けることが出来ませんでした。
三人はヒラムを打ち殺します。マイスターの合言葉が彫られた三角形だけは
ヒラムが深い泉に沈めたので無事でした。彼は埋められ、墓にアカシアの枝
が植えられました。三角形も発見されましたが、密封されて埋められました。
その場所を知っているのは、わずかに27人だけです。
申し合いの結果、死体を発見したときに初めて漏れる言葉が、新しい親方
同志の合言葉に成りました。その新しい合言葉がフリーメーソンの合言葉
になったのです。
彼らがフリーメーソンの起源を、この神殿伝説に帰しているのは、ある意味
で正当なことです。
947:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 23:28:54 jT6ZHezv
3行で書けとまでは言わないが、俺は宗教話にほとんど興味がない。
ところでおまいらはなぜ宗教板に行かずに
ここである種の「聖書を読む会」みたいなことやってんだ?
そういえば「ユダヤは左」くんを最近見ないな?
948:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 23:32:46 ISXMD6c2
いまさら何を。
フリーメイソンやイルミナティは宗教団体といっていい組織だからこういう話の流れになるのも当然。
949:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 23:48:04 jT6ZHezv
おまいら慰安婦とか南京とか、おまいらの親父さえも知らない時代の話題が好きだよな。
なんでそんな昔話を好むのか前々から不思議だったよ。
そしたら最近は紀元前の話をやってる。
率直に言わせてもらうけど、今の世界を語ったらどうなんだ?
あと、大量にカキコするんなら自己責任で次スレ立てろよ。
でなきゃ埋め立てと同然の迷惑行為だぜ。
950:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/08 23:59:27 5xWvoMIS
世界宗教や過去の歴史についてよく知らない、興味がない人間が国際政治を語るなんてジョークだろ。
いやだなー。下手な釣りは。
951:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 00:18:14 xAhVsgjB
>>947
2ちゃんでレベルを落さずに書いてもあまり支障がないのは紀元前の話だしな
>>945
植民地は終わってないのは事実だが、米英の対立はなにげにあるよ。
でないと、ベトナム戦争時の異常なまでの反戦報道の説明がつかない。
アメリカのメディアは資本的に英が支配してるから(あえてユダヤとか
ロスとかは言わないが)「旧フランス植民地」であるあの三つの
952:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 00:25:06 VZXiQKcM
ユダヤ人って暇人だな
953:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 00:34:41 J1fvyjDe
この話は必ず最後まで見てください。
でないと取り返しの付かないことになります。
『高木ババア』という都市伝説があります。
顔が隠れ、地面にまでつく長い髪の毛。
服装はお嬢様が着ているようなフリルのついた薄汚れた長いスカート。実は彼女はすでに死んでいます。
そう、幽霊なのです。
幽霊の彼女に出会うと自分の話を聞いてくれと話しかけてきます。その話とは、自分の家族全員が酔っ払いが運転しているトラックに巻き込まれ、轢死するという話です。
その話の後、彼女は長いスカートをめくりあげて自分の足を見せてきます。
しかし、そこには片方しか足がありません。
彼女もまたトラック事故の被害者だからです。
ここで大半は動揺して逃げ出すでしょう。
しかし、どんなに逃げても彼女は片足だけで追いつき、最後には獲物を捕まえてしまうのです。
そして、捕まえられた人間は彼女の家族がトラックに轢かれた部位を、その体から持って行ってしまうといいます。
その体の部位は彼女の家族の墓前に添えられているそうです。
この話を1週間以内に10人に話さないとあなたの前にも高木ババアが現れます。
それがたとえ部屋の中でも、密室でも、夢の中であるとしてもです。
954:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 05:36:14 g+Pv8iiw
『海軍と貿易と海賊は三位一体だ。これが分らない奴は航海の素人』
ゲーテ「ファウスト五幕」より メフィストフェレスの言葉
「スレも終わりに近づいたから、フェニキア話はこれで最後にするけど
一つだけ聞きたかったことが残ってるんだけど・・・
彼らは・・・ 一体なんだって、あそこまでやられたの?
カルタゴの最後にしても、ティルスの最後にしても、ムゴスギじゃないの?
ローマはカルタゴを滅ぼした時、ほとんど皆殺しにしてるよね?
ローマという国は普通、他の国にはあそこまで残虐に出ないよね?
またアレクサンダー大王のティルス攻略も、明らかに異常だよね?」
「ティルスというのは、フェニキア諸市の盟主にあたる都市国家で、
港の沖合いに島があって、そこに全部の都市機能があったから、
昔から「難攻不落」を誇った要塞都市だったんですね。
現にアッシュルバニパルや ネブカドネザルもここを攻めて敗退してます。
べネチアも多分、ここをモデルに作った町だったんでしょう。」
「でも大王は、港から島まで海に堤防を築くほどの異様な執念で
強引に攻め入って来て、フェニキア人8000人を皆殺しにしたよね?
残った2000人は島の城壁の周囲に磔にした。もの凄い光景だよね。
元々アレクサンダー大王は人格者で、占領地の文化を尊重して
ギリシアと中東の融合に努めたヘレニズム文化の生みの親だよね。
現地女性と結婚し、部下もそれを真似た。降伏した敵にも寛容で、
ましてや、一般人の大量殺害なんて絶対しなかった人じゃないの?」
「大王にとって彼らは『敵』の範疇に入らなかったんでしょう」
「フェニキアが『敵』でなかったら一体なんなの?」
955:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 05:37:18 g+Pv8iiw
「あのひとたちは人さらいですよ」
「ホメロスやヘロドトスでは、彼らは人さらいの代名詞ですよ。
買い物をするためにフェニキア商船に乗った王女と侍女が
そのまま連れ去られた記述がヘロドトスの「歴史」にあります。
カンビュセスのエジプト遠征に協力した時も、フェニキアの艦隊は
陸から人をさらっています。艦隊っていうからこれは国家ぐるみです。
一方、ローマ人の間では彼らは「裏切り」の代名詞です。」
「フェニキア人はなんだって人さらいなんかするの?」
956:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 05:37:48 g+Pv8iiw
「あのひとたちは奴隷商人ですよ」
「古代地中海における奴隷貿易はフェニキアが独占支配してたんです。
これはちゃんとした論文にも書いてますが、世界最初のオークションは
フェニキア人による『奴隷のオークション』だったそうです。
最初は自分たちで人間をさらってたんですが、時代を下るにつれ、
『下請』に人さらいをさせて、自分達は『元請』として獲物を買い取り、
地中海の交易網を利用して、それを全然別の地域で捌くようになりました。
北アフリカの例ではガラマンテス族に、トログロデュタイという蕃族を
奴隷狩りさせてるんです。これはトカゲを食べてる様な未開の人たちです。
それが、ガレー船の中で船こぎ奴隷として一生を送ることになるわけです。
フェニキアの繁栄を支えたのは、実は奴隷貿易だったんです。」
「なんだってフェニキア人にはそんなことができるの・・・」
957:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 05:38:40 g+Pv8iiw
「あのひとたちは、海賊ですよ
マラトンの戦いの時も、ギリシアの神殿から像を略奪しています。
彼らは「貿易」と「海賊」を兼業しそれはもはや国家ぐるみというより、
フェニキア全市が完全に連携していて、王や神官も公認の下、
地中海最強の艦隊がバックアップしてます。誰も止めれられない。
それと、彼らが世界から忌み嫌われるには、別の理由もあります。
有名なコドモの人身御供です。これは伝説でもなんでもなく、
現実にカルタゴからは子供の頭蓋骨が大量に発掘されています。
紀元2世紀頃の文芸作品に「フェニキア海賊」の話は多く出てきます。
クセノフォンの「エフェソス物語」、ロンゴスの「ダフニスとクロエ」
タティウスの「レウキッペーとクレイトフォン」なんかには
フェニキア人海賊に捕まって切り刻まれて食べられた話が満載です」
「つまりアレクサンダー大王にとって彼らは犯罪組織に過ぎなかったと?」
塚田孝雄「ギリシア・ローマ盗賊きたん」より
繁栄したテュロス・カルタゴの裏に潜む恐ろしさには身の毛もよだつものがあり、
ギリシア人は彼らを天道にも人道にも反する民族として心の底から畏怖していた
事だろう。アレクサンドロスが海賊帝国テュロスの覆滅に異様な執念を見せたのも
戦略上、経済上の理由によるものばかりではなさそうだ
958:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 05:39:38 g+Pv8iiw
「あのひとたちは基本的に人の物と自分の物の区別がつかない人なんです」
「一般にフェニキア人は薄利多売を行なって、現地の産業を潰して
市場を独占する貿易戦略をとっていました。現にティルスでは
派手な製品が量産されて、それが現地の素朴な商品を駆逐しています。
これは日本とよく似てますが、日本人の場合は資本主義のルールに
従って活動していくうちに公共性をはみ出すといった感じですよね。
でもフェニキア人は、もともとが、人食い人種に近い海賊だから
彼らにとって貿易は、最初から「略奪行為を偽装して行なう手段」に
過ぎなかったのかもしれない。
ギリシアやローマなど、同時代の人間から見たフェニキア人の印象は
『常に何を考えてるんだかわからない』存在です。彼らの証言には
色々矛盾があります。『裏切り』『嘘つき』『ずる賢い』『陰謀』
『信心深い』『敬虔』『質素』『残忍』などなど。
私はこれが全部事実だと思うんです。
私は彼らの考えていた事がわかるような気がします。 それは、
それほど間違っているとは言えないのではないか?とさえ感じます。
また、彼らは他民族を「同じ人間」とは見ていないのかもしれない。
豚や牛を屠殺する人も、個人的に信心深くもありうるし善良でもありうる。
ただ、それが結果的に他民族の怒りを買い、ナチスドイツによる
ユダヤ人虐殺にまでつながってくるわけです。
フェニキア人はある意味で今のユダヤ人の『原初の姿』なんです。
フェニキアを知らずに、ユダヤにおける「ゴイム」という言葉を
正確に理解する事はおそらくできないと思いますよ」
959:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 06:09:36 ngWptpCk
>>947
いるよ。フェニキア話に少し便乗してるだけ。
960:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 06:26:07 ngWptpCk
そういえば、ユダヤ人自身もカナン人を呪われた民族としてるよな。
でも、カナン人を殲滅すべきという神の教えを結局実行できず、ユダヤ人はカナン人と
混血してしまう。
961:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 06:34:42 q2qV062w
>>960
お互いに足りないものを補いあったわけじゃない?
保つだけでは何も変わらないし
奪うだけでは何も残らない
アベルとカインのうち、狩で得た獲物を捧げたアベルが神に選ばれたように
獲得する事で世界を変えていく事がこの世界に望まれたわけだ
962:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 08:57:36 9OPJy2s5
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
陰謀家の軽さ
963:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 09:06:39 wFhqtMJ1
日本人はキリスト教とヨーロッパだけしか見ていないからな。
ユダヤ、キリスト、イスラムをまとめて見る必要がある。
源流をたどっていくとバビロニアとエジプトにまで行き着く。
国単位でしか見ていないが、財閥や宗教という点から見ていく必要がある。
964:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 12:14:54 4sjjlwUj
ペリシテURLリンク(ja.wikipedia.org)カナンURLリンク(ja.wikipedia.org)モアブURLリンク(ja.wikipedia.org)
965:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 12:17:57 uk5x3wsX
URLリンク(geopoli.exblog.jp) (地政学を英国で学ぶ)
「パワー」を「コントロール」する:その1~3
地政学関連の古い文献を集めているのですが、最近読んだ中で面白いと思ったものに『地理とマルクス主義』という
本がありました。実はマッキンダーなどは歴史観がマルクスの唯物史観理論とけっこう似通ったところがあり、この
点については小著でも以前指摘したとおりです。
具体的にどういうことかというと、マルクスが「人類の歴史は階級闘争の歴史である」というようなことを言って
いたのに対し、マッキンダーは「人類の歴史は、ランドパワーとシーパワーの闘争の歴史である」ということですね。
地政学というのは基本的にリアリズムに属する国際関係の見方をしますので、当然のように「パワー」や「闘争」と
いう面を強調します。
実はこれ、マルクス主義でもまるっきり同じで、彼らの理論や論理の作り方などを見ても、「パワー」や「闘争」と
いう面を見る部分はけっこう似ているわけです。その良い例が、マルクス主義(というか従属理論)の影響を強く
受けているウォーラスタインの「世界システム」というアイディアですが、この人の(ニセ)地政学も、完全に
パワーという観点から分析したものでした。
そういう意味では、あまり指摘されることがないのですが、地政学やリアリズム、そしてそれに立脚した戦略学
という学問は、実はマルクス主義の理論と非常に近いのです。
ところがマルクス主義の理論と地政学等をハッキリと区別するものがあります。
私はこれがそこにこめられたルサンチマン(英語だとリゼントメントですな)が存在するかどうか、という部分
が重要ではないかと考えております。
966:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/09 12:20:08 uk5x3wsX
地政学・リアリズム・戦略学というのはマルクス主義の思想とけっこう近いものがあると指摘しましたが、
ここで共通するのは「パワー」に注目する、という部分です。しかしながら、純粋なマルクス主義と地政学
その他をわけるものがあります。それがルサンチマンではないか、という話を前回しました。
なぜなのかというと、答えは簡単。
地政学などは、あくまでも「自分が使う学問」なのであり、「恨みをバネにして民衆の怒りを代弁する」
ようなマルクス主義思想とは相容れないからです。これはジョン・ルギーか誰か(忘れた)が言っていた、
「セオリーとは誰かが何かの目的のために使うものである」という名言にすべて言い表されております。
マルクス主義ですが、マルクス自身の生涯や性格などを見てもわかる通り、とにかく「権威・権力に
たてつけろ!」という思想で満ち溢れております。
彼の主著である『資本論』などを読んだ方はわかると思われますが、冷静な経済の分析や数学的な
計算のあとに、「だから資本家や上流階級たちをつぶさねばならない」という余計なコメントが
わんさかつけられております(笑
つまり、彼の場合はあくまでも「左」の観点から、支配構造というものを説明するために「パワー」
という概念を使っているのですね。
ところが戦略学、リアリズム、地政学というのは、国家が国益争いを行う際に、パワーがどのように
使われるのか、そしてそれをどのように活用して(!)いけばよいのか、という立場から論じられ
ております。
しかもここで重要なのは、地政学などでは「パワー」という要素に注目しながらも、それが支配構造
の批判に向けられるというよりも、それを自分の有利な方に持っていこうということを提案している点です。
よって、極端にいえば、「資本家や上流階級をつぶせ!」ということよりも、むしろ逆に「(自分から
資本家や上流階級になれたらなって、)パワーをコントロールせよ!」ということを説いているわけですね(笑
そういう意味では思想的には「完全に右」なわけです。