07/08/06 04:57:04 qNsityBm
[332]宇根康裕(うねやすひろ)君とのやりとりの文を載せます。私の「ヨーロッパの近代と、近代思想について」論です。
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それでも、そういう秘密結社や陰謀という観点からしか、ものごとを見れない人は、ヨーロッパの近代学問のすごさを、
すこしも原典にあたって、本当に時間を掛けて読んだこともないような、軽薄な人間たちだ。
彼らは、すぐに、近代諸思想にレイベリング(レッテル貼り)で、自分の頭の悪さを自覚しないで、何かを喚(わめ)
きたい時に、土人特有の言葉として書き散らす時の愚かな態度である。
日本で陰謀論者と呼ばれる人たちは、1970年代から出現したのですが、彼らは、1963年のケネディ大統領殺し
があって、ロックフェラー体制が確立し、アメリカ民主政体(デモクラシー)が、本当にいよいよ危機に瀕した時に
アメリカ国内に出現した、真実言論派の言論人たちの本を、密かに自力で読み、日本国内に伝えた人たちです。
ですから、副島隆彦が、2005年からこの真実言論派の運動を日本で始めた以降は、いわゆる日本の陰謀論者たちは、
私のために、道を空けて、自分たちは脇にどかなければいけなくなったのです。
なぜなら、彼らは、政治思想とか近代学問(サイエンス)というものを、やったことがないので、おどろおどろしい
陰謀の物語(ものがたり、ストーリー)を素朴に書くしか他に、知恵がないからです。
ヨーロッパ近代の政治思想(モダン・ソート modern thoughts )の大きな流れと、その枠組みを知らない人間
たちは、無力です。ですから、私の主著の『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』をしっかりと読んで、
頭の中に、その土台であるヨーロッパ近代政治思想の全体像もそれとなく正確に理解しなければいけません。
まだ、私の主著『覇権アメ』をしっかり、ノートにとりながら、コツコツと時間をかけて読まない者には、「真理と
信仰、そして思想」を考える能力は生まれません。この作業を数ヶ月かけてやってください。このことは、副島隆彦
に反感を覚え、反発ばかりしている、隠れた副島隆彦読者の者たちにも言えることです。私の主著を乗り越えられる
と思うのなら、私に、正面から議論して来なさい。いつでもお相手します。