07/08/02 13:31:53 xkyo9cyA
「853」 「信仰(宗教) と 理性(=合理) は一致する(相反しない)思想を作った
世界の大宗教のシンクロナイズ現象の元凶(げんきょう)を見つけた。ついに突きとめた論」
を載せます。副島隆彦 2007.5.23
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私が、小室直樹先生から教えられて、習ったことは、「ユダヤ教の神のヤハウエ(エホバ)も、
キリスト教(カトリック)の神(ゴッド、God)も、イスラム教のアラー(アッラー)も、
英語で書けば、すべて、ゴッド(God)であり、彼らは、全く同じ神を共有しているのだ」で
あった。紀元前から一千年間の当時の中東、地中海世界では、彼らは、同じ神を信仰していた。
それを、ヤハウェと呼ぶか、ゴッド(ゼウズ、デウス)と呼ぶか、アラーと呼ぶかは、
どうでもいいことであった。同じ神なのだ。
それぞれの唯一の神が神として、全く同じ神であることを彼らは、知っていた。理解していた。
民族言語での表記が違うだけだとお互いに思っている。今でもそうだ。だから、これらの三大
宗教が、それぞれ違う神を崇拝しているのではない。彼らの神は、おなじものなのだ。
この点が、日本人には、なかなか分からないことだろう。
宗教がちがえば、神さまは違う、というのは、浅薄(せんぱく)な考えであって、神学者や
知識人たちにとっては、論争するときには、どの宗教であろうとも、彼らの神はおなじ神である。