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『週刊東洋経済日報』 2007年4月21日特大号(2007年4月16日発売)
世界の視点 フランシス・フクヤマ
ナショナリズムという日本の厄介な問題
URLリンク(www.toyokeizai.co.jp)
フクヤマは、渡部昇一と何度か会って話を聞いたんだが、
渡部が「日本軍が中国から撤退するとき、満州の人々は目に涙を浮かべた」とか、
「米国は有色人種を潰そうとしていた、つまるところ、太平洋戦争は人種戦争だった」とか、
そういう感じの発言をしたのだが、それに対して、フクヤマは、上の文章の中で、
「『ホロコーストはなかった』と言っている人々と同じ」と論評している。
ここなんだな。欧米の自称知識人って奴らは、自分たちが受け入れられない歴史見直し論
に直面すると、すぐに「=ホロコースト否定論」とレッテル貼りをして、議論そのものを封殺
しようとするわけだ。慰安婦問題での欧米の反応はまさにこれ。ここで議論を封殺しないと、
ホロコーストの議論に波及すると、、特にユダヤ系の人々が考えているのは間違いないだろう。