08/12/29 20:03:29 Vs3T7G1e
>>145
>ポーランドはロシアが存在し続ける限り、戦う。不死鳥として。それがキリスト者の国家の宿命。
ポーランド人の理想としては素晴らしいかもしれないが、現実はそう単純じゃない。というのはポーランドは、
正面の東方からの脅威に対抗すると同時に常に裏面のドイツとの関係に神経を使わないといけないからだ。
スラブ系のポーランドはゲルマン系のドイツとは溝がある。歴史的見ても、非キリスト教国だったリトアニアと
同君連合を結んでドイツ騎士団と対抗している。また異教徒にも寛大だったためにナチスのユダヤ教徒殺戮の舞台に
なった。故にアメリカ渡った東欧系ユダヤ人たちはロシアを嫌うのと同じくらいにドイツをも警戒してる。
ブレジンスキーはロシア弱体化だけでなくEU内のドイツの突出を叩き潰す政略を描き出そうとする。