05/10/14 11:57:41 51psjBYx
国連は、人権と平和という二つの目的のための国際機関です。
平和を維持するとは、最も大規模に人権侵害の起こりうる戦争を避けるということであり、つまるところ、
国連とは人権を守るための国際機関だといっても過言ではありません。
このような国連の意味を考えるとき、国連常任理事国とは、人権と平和の尊さに対する深い理解があり、世界の国々の模範となれる国でなければなりません。
なぜ、人権を侵害し、平和を乱し続ける中国が「その」国連の常任理事国を出来るのでしょうか?
誰しも過ちは犯します。
英米仏露といった他の常任理事国もかつては人種差別や世界各国への植民地支配で、世界の人々の人権を著しく侵害した過去を持ちます。
しかし、だからこそ、そのことへの深い反省から人権の尊さを実感し、今日では最も人権思想に厚い国々として、世界中に人権と平和の尊さを訴えて、人類に貢献しているのです。
問題は、過ちをいかに反省し、そこから立ち直り、心を入れ替えて正しい道を歩んでいくかです。
日本は、かつて自らと東洋を解放するためと信じて、戦勝国と戦いました。
しかし、戦争というのは、それがどのような目的であっても、破壊的で非人道的な側面を持っていることは確かです。
この意味において、日本は、東洋に戦争の惨禍をもたらしたことを率直に認め、深く反省しなければならないでしょう。
我が国は、そうして戦後60年、過去を深く反省し、ひたすらに人権と平和の尊さを学んできました。
同じ道を歩んだドイツとともに、まさに我ら日独は今日では国連常任理事国にふさわしい適格性があると言えます。
しかし、中国は、どうでしょうか。
国内的には民主主義者、法輪功、トルキスタン、チベット、内モンゴル、女性差別等々、数々の人権弾圧を繰り返し、
国外的にも東シナ海のガス田、沖の鳥島、沖縄、尖閣諸島、台湾、南沙諸島などへの帝国主義的な野心を次々に露わにし続け、今日に至るまで、60年に渡って、ひたすらに人権を侵害し続け、平和を乱し続けてきたのではないでしょうか?
このような中国に、国連の常任理事国の資格があるとは、とうてい思えません。
今こそ、中国は国連常任理事国の座を解かれるべきです。
中国は過去の歴史を正しく見つめてその罪を償い、人権と平和の尊さを一から学び直すべきだと言えましょう。