09/08/13 16:58:10 Agj1VWjq
メドヴェージェフ大統領のコメントは、前任者、つまり現首相のウラジーミル
・プーチンの政策に対するオブラードをかぶせた攻撃だ。彼は長らくロシアの
エネルギー資源を、超大国復活への推進力だと考えてきた。批判者曰く、
プーチン時代は無駄だった、ロシア経済は異様に歪められてしまったとか。
石油ガス輸出への異常依存という「天然資源の呪い」はルーブルの競争力を
削ぎ落とし、残存していたロシア産業を絞め殺してしまった。
IMFは先週、ロシア金融システムの安定性について深刻な懸念を抱いている
ことを強調した。 「中央銀行は銀行の閉鎖と統合にもっと意欲的にならなけ
ればならない。銀行の自己資本比率は悪化しているし、不良債権も膨れ上が
っているのだから、大手銀行の強制的ボトムアップ・ストレス・テストを含む、
もっと積極的なアプローチを取らなければならない」
そしてこう付け加えた。
「より断固たる政策介入が行われなければ、銀行がバランスシートの調整に
悪戦苦闘し続け、与信拡大を損ね回復を邪魔する危険性がある」