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『ユダヤと闘って世界が見えた―白人支配の崩壊と「二つのユダヤ人」』
宇野正美【著】 (光文社)
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)
P167
ユダヤの暗い過去、ナチス・ドイツとの裏取引
(前略)
簡単に言えばナチス・ドイツがアシュケナジー・ユダヤのうち年老いた者、病気の者、子供
などを殺してくれれば殺してくれるほどイスラエル建国は可能になると、シオニストの指導者
たちは考えていた。彼らはそのために裏取引をした。
その取引とは、自分たちにとって無益なユダヤ人を差し出し、献身的にシオニストとなった
アシュケナジー・ユダヤ人たち、イスラエル建国のための労働力になると申し出たものたちを
受け取るというものであった。
シャミルといえば長期にわたってイスラエルの首相を務めた人物である。このシャミルこそ、
ナチス・ドイツと裏取引をしていた人物だということは、イスラエルの歴史家には既知の事実
である。
1989年3月7日付の「エルサレム・ポスト」が、このタブーを真正面から取り上げた。
シャミルがイスラエル建国のためにナチス・ドイツを利用しようとしていたという事実である。
アドルフ・アイヒマンは、ナチス親衛隊中佐でユダヤ人虐殺の最高責任者とまで言われて
いる。彼がイスラエルで裁判にかけられたとき、シオニスト・ユダヤのルドルフ・カストナーとの
関係を述べている。
ルドルフ・カストナーはハンガリーにいたシオニスト組織の最高幹部であった。(中略)
《続く》