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防衛省陸上幕僚監部は9日、陸上自衛隊の6駐屯地で計10人の自衛官が結核に感染したと発表した。全員が昨年4月~6月に陸自武山駐屯地(神奈川県横須賀市)で行われた新隊員の教育課程に参加しており、集団感染の疑いが強いという。
さらに同じ教育を受けた84人に血液検査で陽性反応が出ており、患者はさらに増える見通し。教育に参加した自衛官や駐屯地の職員は計約千人で、そのうち約840人の健康診断を終えた。
患者10人は19歳~25歳の男性で、所属駐屯地は、板妻(静岡)2人、高田(新潟)2人、相馬原(群馬)2人、立川(東京)1人、松本(長野)2人、木更津(千葉)1人。陸幕は地元の保健所と連携し、所属駐屯地での感染拡大がないかも調べている。
陸幕によると、昨年9月以降に結核患者が散発的に発生。いずれも武山駐屯地で教育を受けたことが判明したため3月から本格的な健康診断を始め、今月2日に横須賀市の保健所に集団感染の疑いを届けた。