09/12/14 00:03:45
ある日ののどかな昼下がり、蟹沢家に一つの荷物が届く
「フフフ、これであの>>631に一泡吹かせられる」
―オアシス―
「テンチョー、テンチョー」
「どうしましたカニサーン」
「いっつもチャレンジメニューしか頼まない>>631いるだろ」
「激辛キングデスネー、ソレがどうかしましたカー?」
「この前さー、こんなん買ってみたんだけど」
店のテーブルの上に一本の小瓶を置く
その中身は赤黒く自ら危険物であることを主張していた
「オー、カニサーン
あなたなんて物を買ったんデスカー!!」
店内にテンチョーの怒声が響く
「この店ツブス気かデスカ!!
これはアクマの調味料デース、これで人生変わった人ワタシ何人も知ってマース」
「んだよ、たかが調味料じゃねぇか…」
「言っても分からないと思いマース
カニサーンコップに水を入れて来てクダサーイ」
「うぃーす」
いつも客にするように慣れた様子で水を持ってくる
「はいテンチョー、持って来たぜー」
さっきのソースを一滴水に溶かす
「デハ、これを舐めてみてクダサーイ」
「んー、どれどれ」
ぺろ
「うっわ、チョー辛ぇなんだこれ
……捨ててくる」