09/02/13 03:38:48
ネットウヨや田母神系自衛隊員のような連中の扇動によって発生する民族間の憎悪と対立、内戦、紛争。
ベルリンの壁崩壊をキッカケに発生したバルカン半島の民族独立運動は、多くの悲劇をもたらした。
1992年、民族間の激しい戦闘の地と化した旧ユーゴのボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。
ここでは、国連平和維持軍が中心となって和平と治安維持・救援活動を行っていた。
しかし、現場の実情を考慮しない国連の官僚的体質と、各国の政治的駆け引きと誤算が障害となり
国連平和維持軍の救援活動は、十分な成果を上げることが出来ない状態が続いた。
当時、国連平和維持軍の指揮官として任務に赴いたカナダ陸軍L・マッケンジー元少将は、参謀長の職を辞し、
一人のジャーナリストとして、その問題点を世論に訴えようとした。
彼の目から見た平和維持活動の困難さとは一体なんなのか?
普段私たちがうかがいい知ることのない国連平和維持軍の知られざる内幕を検証する。
国連平和維持軍 -前編- 「なぜ成果が上がらないのか」 (1994年 カナダ/スクリーンライフ制作)
URLリンク(www.megavideo.com)
--余談--
旧軍の体質そのままにアジア侵略を美化し歴史修正主義を繰り返し、特アと称して近隣諸国を憎悪し、武装宗教団体化した
自衛隊は、こういった高度な人権主義に基づく国連軍活動の最前線に参加することは各国の疑念を呼び、とてもムリだろう。
本ドキュメンタリーは自衛隊が到達することは決してない、はるかに高度な視点での検証ドキュメンタリーとし観て欲しい。