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3曹格闘死で教官らを書類送検 業過致死容疑で海自警務隊
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海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」(広島県江田島市)の養成課程で昨年9月、
3等海曹=当時(25)=が15人相手の格闘で死亡した事件で、海自警務隊は10日、
業務上過失致死容疑で、格闘に立ち会った教官2人を含む計4人を広島地検へ書類送検した。
異動を2日後に控えた3曹に対する格闘は訓練を逸脱し、昨年5月にも別の隊員が異動直前に
16人相手の格闘で負傷していたことなどから、警務隊は、教官らが危険性を予測できたのに
安全管理を怠るなどした過失があると判断した。
書類送検されたのは、体育・格闘の教官でレフェリー役を務めた2曹(39)と別の教官の3尉(42)、
養成課程の教育を担当する特別警備隊第3小隊長だった3佐(50)、養成課程の学生で14人目に
相手をした3曹(29)の4人。
一方、教官や格闘に加わった隊員らは「(異動の)はなむけだった」などと、制裁目的や集団暴行の
意図を否定しており、警務隊は傷害致死容疑での立件は見送った。
15対1の格闘は、3曹が特殊部隊の養成課程をやめ、潜水艦部隊へ異動する2日前の昨年9月9日、
海自第1術科学校のレスリング場で行われた。3曹1人に対し、15人の隊員が次々に交代しながら格闘した際、
14人目のパンチをあごに受けた3曹が意識不明になり、同月25日に急性硬膜下血腫で死亡した。
2009/06/10 11:39 【共同通信】