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海上自衛隊の護衛艦、多数で非暗号化の無線LANを利用
【Technobahn 2008/11/14 16:46】海上自衛隊舞鶴基地と呉基地に停泊している海上自衛隊の護衛艦で暗号化されていない無線LANが設置され、
護衛艦外から通信内容が自由に傍受可能な状態になっていることが11日まで毎日新聞の報道によって明らかとなった。
海上自衛隊側は無線LANの接続ポイントはインターネット接続用で機密情報を扱ったものではなく、保安対策上の問題は生じていないと弁明をしている模様だが、
自衛官が艦内からインターネットを通じて内部のPCが外部のウィルスに汚染される可能性などもあり、海上自衛隊のずさんな情報管理のあり方が改めて問題視されている。
海上自衛隊を巡っては2006年2月に護衛艦の訓練関係の資料など多数がファイル交換ソフト「Winny」を通じて流出するという事件が発生。
更に2007年12月には海上自衛隊のイージス艦に関わる情報流出に関連して横須賀基地業務隊の三佐が日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法違反容疑で逮捕されるという事件も起きていた。
また、自衛隊では2004年に職場に持ち込まれた私物のPC内に蓄えられた文書がWinnyを経由して外部に流出するという事態が多発。
これを経緯にして防衛省は私物PC排除のために5万台強ものPC導入を決定するなど、対策を講じていた。
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