08/06/19 17:21:46
海自隊員暴行:損賠訴訟 2周年で集会、弁護団報告「先輩の蛮行は明らか」 /神奈川
◇借金肩代わりの可能性
04年に自殺した海上自衛隊横須賀基地の1等海士(当時21歳)の両親が「先輩のいじめが原因」として、国などに賠償を
求めた訴訟が提訴2周年を迎え「裁判を支える会」が18日夜、横浜市内で集会を開いた。原告弁護団は、東京高裁決定で国が
開示させられた文書により、先輩の「蛮行」が明らかになったと述べ「いじめと自殺の因果関係を明らかにしたい」と報告した。
両親は06年、先輩の元隊員(37)=暴行罪などで有罪確定、懲戒免職=や国に約1億3000万円の賠償を求め横浜地裁
に提訴。元隊員側は「護衛艦内でエアガンでいじめたが、自殺とは因果関係がない」と争っている。
同高裁決定により、自衛隊警務隊が元隊員に04年末に聴取した調書が開示された。元隊員は逮捕時に500万円余の借金が
あり、月20万円以上の返済に窮し、後輩隊員にガス銃を発射して脅したりアダルトビデオを売りつけたりしていた。1等海士
も多額の借金があり、弁護団は「肩代わりさせられたのでは」とみて調べている。
集会は約70人が参加。栃木県在住の1等海士の父親(57)は「昨年末、自己破産した元隊員と会ったが『絶対許さない』と
思いを突きつけた」と語る。原告弁護団は「1等海士と親しく『ガス銃で撃たれた』と上司に報告して辞めた元隊員などを証人に
立てる」と今後の方針を説明した。
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