08/02/21 20:51:16
大型船を避けましょう
小型船が大型船と出会ったときは、できるだけ早く大型船の進路を避けましょう。大型船には、操船上、小型船にはない次のような弱点があります。
船が大きくなるほど船首方向の死角が広くなり、全長200メートルの巨大船では船首から数百メートル前方まで見通しがききません。
舵を取ってもすぐに針路変更できません。
緊急に停止しようとしても、すぐに停止できません。
狭い水道などでは、自船の針路を保つのが精一杯です。
並行状態で接近すると、船首・船尾付近では、反発し、船体中央付近では吸引し、衝突の危険があります。
オートパイロット
設定した針路を自動的に保ってくれますが、他船や障害物は避航してくれません。障害物のある海域では使わないように注意しましょう。
自動操舵中は、他の仕事をしたり、雑談にふけったりして見張りがおろそかになりがちです、事故が起こってからでは取り返しがつきません。
自動操舵中、椅子に腰掛けて居眠りをして、全速力で乗り揚げたり衝突したりして大事故になっています。寝不足や疲労で居眠りをするおそれのある時は、手動操舵に切り替えましょう。
とテキストに書いてあります。