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仕事納め:京築7市町で 基地問題に汚職…行橋・築上両首長、激動の1年回顧 /福岡
京築地区7市町で28日、仕事納め式があった。このうち、航空自衛隊築城基地での2回の日米共同訓練や基地拡張計画で揺れた築上町、市発注工事での汚職事件が発覚した行橋市では、新川久三町長、八並康一市長がそれぞれ厳しい表情で1年を振り返った。
築城基地では在日米軍再編に伴う米軍の移転訓練が全国に先駆けて3月に行われ、6月にも実施された。
11月には滑走路横の誘導路を延長し、燃料タンクを新設する計画も明らかになった。
新川町長は「防衛省側はタンク新設のための調査費を新年度予算から取り下げたが、この問題は終わってはいない。地元と協議しながら、地元の意向に沿うよう進めるべきだ」と国をけん制した。
一方、行橋市発注の下水道工事入札を巡る談合と贈収賄事件では、9月に市係長(懲戒免職)が逮捕、10月に起訴された。
市の調査で、部課長4人と贈賄業者が飲食やゴルフをともにしたことが判明、停職などの処分を受けた。
八並市長は「職員と業者のいろんな癒着が判明し、悔しく、残念だった。市民の期待に応えるよう、新年新たな気持ちで再出発してもらいたい」と訓示した。
【出来祥寿、降旗英峰】
〔京築版〕
毎日新聞 2007年12月29日
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