07/09/04 20:35:57
日米共同訓練:新田原基地で始まる 周辺市町、対応に追われる /宮崎
◇反対団体「不気味な感じ」
新富町の航空自衛隊新田原基地で初めての日米共同訓練が始まった3日、飛行訓練は実施されなかったが、周辺市町は職員を基地に派遣するなど、対応に追われた。
一方、基地周辺では労働団体などによる抗議活動もあった。4日には太平洋や東シナ海上空で、空中戦を想定した飛行訓練があり、米軍は5日に撤収する予定。
◆戦闘機入り
午後3時45分、空自機とは異なる灰色の塗装を施された戦闘機2機が、うなりを上げて新田原基地に着陸した。
米軍嘉手納基地(沖縄)所属のF15戦闘機。約3時間前に、陸路で基地に入っていた米軍整備員ら約10人が一斉に機体に駆け寄り、整備を始めた。
取材に応じた米軍部隊長のマイケル・クーニー大尉(27)は、米軍を歓迎しない町民がいることについて「残念に思う」と話したが、「(共同訓練は)非常に重要で、日米の良い関係を築くために続けたい」と述べた。
◆連絡本部設置
滑走路近くの施設屋上では、新富町の土屋良文町長や周辺市町の職員、議員らが着陸を見守った。
「今回見た限りでは、米軍機の音や飛行の様子は、通常の空自機と変わらなかった」と土屋町長。
飛行訓練がある4日に、米軍機に対する騒音調査を実施し「空自機と比較して、町民の負担がどう変わるか調べたい」と話した。
町役場には基地や国との連絡本部が設置された。米兵が夜間に外出した場合は、独自に巡視もするという。
◆米軍機を監視
訓練に反対する団体の活動もあった。基地南側では「憲法と平和を守る県連絡会」のメンバー約15人が米軍の到着を監視。
上空に米軍機が現れると「あれだ」「大きくて黒いな」などと声を漏らし、心配そうに機影を見つめた。
代表代行の佐藤誠さん(68)は「(上空を一回りするなど)派手な動きをして、不気味な感じだ」と話した。
毎日新聞 2007年9月4日
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
不気味っつーことはないと思うが。