07/09/04 20:00:02
ベンガル湾で5カ国演習 海上路防衛、中国けん制も
【ニューデリー4日共同】インド、米国、日本、オーストラリア、シンガポールの5カ国による海上合同演習「マラバール」が4日、ベンガル湾で始まった。
インド洋での多国籍演習としては過去最大規模で、日本の海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」と「ゆうだち」や、横須賀が事実上の母港の米空母キティホークも参加した。
9日までの演習はインド洋から太平洋への原油輸送などシーレーン防衛で参加国の連携を強化するのが狙いだ。
インド洋沿岸諸国を支援し軍事協力網の拡大を図る中国に対するけん制を意識した内容だ。
日本にとっては安倍晋三首相が日米印豪4カ国の戦略対話を打ち出しており、演習はその一環とも位置付けられる。
しかし、インド海軍のメディアへの広報活動は消極的。
シン政権に閣外協力する左派共産党などが米の軍事同盟に取り込まれることを警戒し、演習反対のデモを実施してており、そうした国内問題に配慮している。
2007年9月4日 19時33分 中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
護衛艦「おおなみ」は横須賀、「ゆうだち」は佐世保。
五カ国共同の演習とは珍しいが、頑張って欲しい。