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自衛隊不祥事総合 - 暇つぶし2ch937:専守防衛さん
09/05/29 00:27:47
海自隊員暴行:損賠訴訟 「注意したが、やめなかった。自覚足りなかった」 元上官分隊先任海曹が証言 /神奈川
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◇防止責任認める
横浜地裁で係争中の海上自衛隊横須賀基地の「隊員いじめ自殺訴訟」は27日、現職隊員2人が証人に立った。
自殺隊員(当時21歳)の上官だった分隊先任海曹(当時)は、被告の元2曹(懲戒免職)の後輩いじめについて「注意したが、やめなかった。職責の自覚が足りなかった」と述べ、いじめを防げなかった責任を認めた。
護衛艦「たちかぜ」のCIC(戦闘指揮中枢)で元2曹からエアガン、ガス銃を使ったいじめを受けたため自殺したと原告側は主張しており、上官の証言が注目された。
先任海曹は「04年4月ごろ、艦内でエアガンの弾が転がっていた。元2曹が海に向け発射しているのを見た。後輩隊員が撃たれあざができたと聞き同年10月に元2曹に『人を撃つな。持ち帰れ』と注意した」と証言。
その後もエアガンによるいじめは続き、注意の4週間後、自殺隊員は元2曹の名を遺書に残し、鉄道自殺した。
原告側弁護団が「エアガンの持ち込みは規律違反ではないか。どうして没収しなかったか。若い隊員の悩みを聞くのが職責では」と質問。
先任海曹は「注意すれば、やめると思った。自覚が足りなかった」と反省を漏らした。
また、自殺隊員と元2曹の直属の上司である班長(当時)は「元2曹が後輩を撃っている場面を見たが、互いに笑顔で遊んでいるように見えた」と証言した。
弁護団がパンチパーマの強制、手作りナイフでの恐喝など元2曹のいじめを指摘すると「覚えていない」を繰り返した。
原告で自殺隊員の母親(55)=宇都宮市=は「上司らが見て見ぬふりをし、いじめがエスカレートした背景が分かった」と話した。
【網谷利一郎】




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