09/03/20 00:02:14
自衛隊演習場で枯れ草火災
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19日午後、阿賀野市の陸上自衛隊の演習場で、自衛隊の演習中に枯れ草が燃える火災が起きました。
火は間もなく消し止められましたが消火作業にあたった自衛隊員1人が、煙をすって気分が悪くなって病院に運ばれました。
19日午後2時20分ごろ、阿賀野市大室の陸上自衛隊大日原演習場で、煙が出る缶を使って演習を行っていたところ、火が周りの枯れ草に燃え移りました。
火は間もなく消し止められましたがこの火災で、演習場の中の枯れ草およそ1300平方メートルが焼け、消火作業にあたった40歳の男性自衛隊員が、右手の中指に軽いやけどをし、煙を吸って気分が悪くなって病院に運ばれました。
陸上自衛隊新発田駐屯地によりますと、きょうの訓練は、午後1時半から始まり、陸上自衛隊新発田駐屯地の第30普通科連隊のおよそ40人が、戦闘訓練を行っていたということです。
訓練で使われた煙が出る缶は、「火工品」と呼ばれ、直径10センチ、高さ10センチの金属製の丸い缶で、火をつけると中の火薬が燃えて煙が出る仕組みで、訓練では、10缶ほどを使用していたということです。
警察では、缶の火が、周辺の枯れ草に燃えうつって火が広がったものとみて原因を調べています。
火災が起きたことについて、陸上自衛隊新発田駐屯地は、「訓練中にこのような火災が発生して地域住民のみなさんにご迷惑をおかけしたことに心からおわびを申し上げます。
今後このような火災を起こさぬよう安全管理を徹底していきたい」と話しています。