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〓旧自衛隊の蛮行 南京虐殺を語る『ジョン・ラーべ』、ベルリンで好評〓
CRI Online 2009-02-18 14:12:44
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南京大虐殺をテーマとしたドイツ・フランス・中国合作映画『ジョン・ラーべ(John Rabe)』が先ごろ、第59回ベルリン国際
映画祭で初公開され、大きな反響を呼びました。
この映画は、南京虐殺からおよそ20万人もの中国人を救ったドイツ人ビジネスマンのジョン・ラーべを主人公とし、
彼に関する実話を元にしたものです。
中国側製作会社「華誼兄弟(HY.Brothers)」の王中磊社長は、ベルリン映画祭での記者会見で「この映画を製作できたことを
誇りに思っている。中国で上映されるとき、観客に、人間の持つ温かさと中華民族の不撓不屈の精神を感じ取ってもらえれば
幸いだ」と語っています。
■「ジョン・ラーベ」 南京事件題材「新たな発見」 ~斬新な表現光る日本勢 ベルリン映画祭報告(下)~
日本関連の作品では、旧日本軍による「南京事件」を題材にした「ジョン・ラーベ」(ドイツ、フランス、中国の共同製作)が
上映された。現在のところ、日本での公開予定はない。
ジョン・ラーベはドイツの会社員として中国に駐在中の37年、ナチ党の力を利用することで日本の力が及ばない保護地区を作り、
大勢の市民を救ったとされる。作品では、空襲から市民や建物を守るため、巨大なナチ党の旗を上空から見えるように広げる
シーンが印象的だ。旧日本軍の兵士が捕虜を大量に銃殺したり、殺害した市民らの首とともに記念撮影したりする場面も描かれている。
ドイツ人のフローリアン・ガレンベルガー監督は会見で「映画のほとんどはラーベの日記と歴史的な情報をもとにしている。
難しかったのは、そこからドラマを作り上げること。芸術家として自由に映画を作り上げたが、ラーベの話は真正のものとして
誠実に描いたつもりだ」と語った。 日本人の俳優も登場し、将校役を香川照之、柄本明、杉本哲太らが演じている。
同席した香川は「こういう人がいたのは、新たな発見だった。映画は、日本人にとって難しい問題を含んでいる。日本でも公開される
ことを望んでいますが……」と話した。
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