09/02/19 14:50:01
海自隊員暴行:損賠訴訟 現元隊員9人、初の証人採用 /神奈川
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海上自衛隊横須賀基地の「隊員いじめ自殺訴訟」で、横浜地裁の水野邦夫裁判長は18日、自殺した隊員(当時21歳)の友人だった現元隊員ら証人9人を決めた。
06年4月の提訴から3年近くで、証人採用は初めて。
自殺隊員の両親(宇都宮市在住)が、いじめた先輩隊員(懲戒免職)と国に賠償を求めた訴訟で、口頭弁論が17回開かれている。
注目の証人は、自殺隊員と友人だった現職隊員で、傷害罪などに問われた先輩隊員の有罪判決でも被害者と認定されている。
また「エアガンで後輩をいじめている」と先輩の名前を挙げて退職した元隊員ら2人も採用された。
原告側弁護団は「現元隊員の証言は重要で、先輩が護衛艦『たちかぜ』の中でエアガンなどで日常的にいじめを繰り返していた蛮行と証明したい」と期待する。
原告の両親と先輩隊員も証人に決まった。5~9月に計3回、証人尋問の弁論がある。また赤星慶治海幕長の証人採用に関し、水野裁判長は「留保」とした。
【網谷利一郎】
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