07/08/17 23:24:49
文書訓告 資源ごみの漫画本売却
【松阪】
松阪市が、資源ごみとして市が回収した漫画本などを、四年三カ月にわたってリサイクル店に売却していた環境部の三十代男性労務職員を十日付で文書訓告にしていたことが、十六日までに分かった。
市の試算では売却した本の総重量はおよそ四百八十六キロ。男性職員は「捨てるのはもったいないと思った」などと反省しているという。
市役所職員課によると、男性労務職員は平成十四年十月からことし一月までの間のごみの回収作業で、ひもなどでしばってある漫画本などを持ち帰り、市内のリサイクル店で三十六回にわたって売却していた。
ことし一月末にリサイクルショップの店長を名乗る人物から、清掃課の職員が本を処分している―と、市に指摘があった。
職員は売却で得たおよそ七万五千円を、二月に市に返却している。
このほか、複数回にわたり、勤務中に私用車を来客用駐車場に移動させて駐車していた下水道部の五十代男性職員と、上司に対して反抗的な態度をとったり、暴言を吐いたりした総合政策部の二十代男性職員を今月十日付で、
私用車で四十七キロの速度超過違反があった、生活部の二十代男性職員を六月十八日付で、それぞれ文書訓告にしている。
いずれの処分も、市倫理委員会で審議した。
市が定める公表基準に従い、公表はしていなかった。
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