07/05/28 01:14:13
>>117で説明不足のようで。
外殻が紙の特殊爆弾についてですが、ペーパーハニカムという構造材をご存知
でしょうかペラペラの紙でも丸めて円筒にして立てると立ての力に対し
かなりの強度を持つという原理を応用して紙で作った六角形の筒を並べて
ハニカム(蜂の巣)状にして板で挟んだ物で、軽くて丈夫で更に安価なために
ジャンボ機の構造材にも使われています。
爆弾に使われたのはハニカムを挟む板にダンボウルのような剛性のある紙を使い
樹脂で固めた物で爆発時には殆どが燃え尽き、破片が残ったとしてもジャンボ機
と同じ構造材のため、誰も怪しみません。
この手の爆弾は破片が飛び散らない(周囲に被害が出ない)ため、民間人居住区の
中にある軍事施設をピンポイント爆撃するために米国が開発し、映画「今そこにある危機」
にも登場しました。
国土が狭い日本では戦闘は敵、味方、逃げ遅れた民間人が接近した状態で行われることが
予想されるため、自衛隊は試験用に購入したと思われます。会計には研究費と計上されて
いる筈です。