10/07/21 08:49:30 d80FWIqh0
寮の自室に血痕、容疑者が事件偽装か 福岡・旅館殺人
URLﾘﾝｸ(www.asahi.com)
福岡県大牟田市の旅館で５月、経営者の江崎京子さん（当時７９）が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された
国立病院機構仙台医療センターの非常勤医師、乾稚宏（いぬい・ちひろ）容疑者（２６）の寮の部屋に血痕があったことが、
捜査関係者への取材でわかった。鑑定の結果、乾容疑者の血と判明したが、同容疑者は逮捕時には出血したようなけがや傷跡はなく、
県警は事件に巻き込まれたように偽装した可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、乾容疑者は県警の調べに対し、事件に関して一貫して容疑を否認。本人であることも否定しているといい、
こうした偽装の理由や殺人容疑の動機などの解明は進んでいない状態という。
これまでの調べによると、乾容疑者は５月１２日早朝まで交際相手の家に滞在。交際相手に「今日は手術もあるので先に出る」
と告げて部屋を出たまま行方がわからなくなった。県警は乾容疑者が交際相手の家を出た後、自宅にいったん寄ってから失跡したとみている。
乾容疑者の部屋の玄関には直径３０センチほどの血痕があった。乾容疑者に目立った傷がないことから、
注射器などで採血していた自らの血を使って故意に血痕を残した可能性があるという。
部屋は無施錠で、電気やテレビがついたままで、現金入りの財布や仕事用と私用の携帯電話計２台も置いたままだった。
台所には湯が注がれた状態のカップラーメンもあった。県警は乾容疑者が、自ら事件に巻き込まれ部屋から突然連れ出されたように
見せかけた可能性があるとみている。