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重なる部分もありますが、共同通信配信の記事
妊娠見逃し患者死亡で当直医を書類送検
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. 東京都世田谷区の長谷川病院(長谷川利治院長)で2005年4月、救急搬送された町田市の女性(当時26)が約9時間後に死亡する事故があり、
警視庁捜査1課などは29日、適切な検査をせず、女性の子宮外妊娠を見逃したとして業務上過失致死の疑いで、当直だった男性医師(50)を書類送検した。
送検容疑は05年4月14日夜、女性は腹痛を訴え、血圧も低く、全身虚脱で出血性ショック症状だったのに、医師は子宮外妊娠破裂を疑わず、
超音波やコンピューター断層撮影(CT)など必要な検査をせずに、翌15日午前7時45分ごろ、女性を右卵管破裂による腹膜腔(ふくまくくう)多量出血で死亡させた疑い。
捜査1課によると、医師は消化器外科が専門で、女性の妊娠自体に気付かず、問診や触診、エックス線検査をしただけだった。
捜査1課は必要な検査をしていれば、腹腔内出血を確認できたとした上で、緊急手術をしたり転院させたりするべきだったと判断した。
医師も「適正に検査、処置をしていれば救命できた可能性があった」と送検容疑を認めている。
遺族が06年3月、警視庁に告訴していた。(共同)