10/02/16 10:07:24 BMWgk/nf0
お産したら、退院の時にお金を払います。
その時に窓口でお金がなくてもいいようにしましょうというのがこの制度の狙いといいますが
もともと現金で払っていたものを、2か月も遅れる制度にするのだったら
この間のお金のつなぎが必要なんです。厚生労働省が産婦の便宜のためにこれをするというのなら
このお金を立て替えるべきです。
どの診療所も毎月の現金収入で薬剤や検査や職員の給与を払っていますから
突然2カ月なくなったらやっていけませんし、貯金があればそれで補てんできますがそのお金は
ずっと補てんで回りますから使えないお金になっていくのです。
ところが昨日の予算委員会の長妻厚生労働大臣の答弁ではお金を用意できないところのために例外的に
猶予したのだというのです。
このお金は医療機関が用意すべきものではないので用意できるかできないかは
問題外です。なんで厚生労働省の施策に医療機関がお金を借りてまで負担しなければならないのか
、これは巧妙な産科診療所つぶしです。
4月にこのまま強制すれば、225か所の診療所と25か所の病院が立ちいかなくなり
15万人のお産する場所が消えていきます。
産科絶滅史にとっても大きなターニングポイントですね。