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GSK 新型インフルエンザワクチンを申請、治験もスタート
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グラクソ・スミスクラインは10月26日、新型インフルエンザワクチン
(免疫増強剤AS03を含む新型A(H1N1)インフルエンザワクチン)の承認申請を行い、
臨床試験もスタートしたと発表した。承認申請は10月16日付。
治験は10月13日に成人を対象にしたものを開始し、11月上旬には小児もスタートする見込み。
同社によると、治験の対象人数は成人で100人(対象年齢:20~64歳)、
小児は60人(6ヵ月~17歳)を予定。2回投与のプロトコールを設定しているため、
投与時の抗体価や副反応のデータなど得られた結果を段階的に厚労省に提出していく方針。
治験期間はトータルで2ヵ月程度を見通しているという。
同社のワクチンは、鶏卵をベースにしたものでアジュバント(免疫増強剤、AS03)を添加して
使用する。少ない抗原量で、十分な予防効果が長期間得られることが期待されているという。
すでにEUでは9月29日付で欧州委員会から新型H1N1インフルエンザの予防を適応に
承認を取得している。