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米大統領、新型インフルエンザで非常事態宣言
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ロサンゼルス市内ワシントン(CNN) オバマ米大統領は24日、
新型インフルエンザ(H1N1型)の感染者が全国で急増している事態を受け、
非常事態宣言を発令した。
大統領は声明で、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)が拡大を続けており、
一部自治体の保健医療に過度の負担を与える恐れがあるとして、連邦政府の対策強化を表明した。
大統領は非常事態宣言に23日に署名し、24日に発令した。
米政権関係者は匿名を条件に、大統領が新たな感染状況に対応したのではなく「未然防止策」を取った、とコメント。
別の関係者は、各州に対する連邦政府の支援権限を強化するため、
形式的な条件を省くことが狙いだと語った。
米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長によると、
今年4月以来新型インフルエンザで
入院した患者は少なくとも2万人、死者は1000人余りにのぼった。
感染報告は46州からあり、例年より早くピークを迎えている。
23日までに製造されたワクチンは接種1610万回分で、
既に1130万回分が全国に配布された。