09/10/23 22:41:29 AHA+Ykr70
医療従事者への接種「大幅に不足」 滋賀県内の新型インフルワクチン
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新型インフルエンザのワクチン接種で、最優先対象の医療従事者への接種が23日、滋賀県の医療機関でも始まった。
同日までに病院、診療所計717所に1万302人分のワクチンが届けられたが、現場からは「大幅に足りない」との声が出ている。
妊婦らへの接種も間近に控え、国からの補充はなく、県は「各医療機関で優先接種する人を決めてもらうしかない」としている。
県医務薬務課によると、医療従事者向けに国から県には、1万2400人分のワクチンが配分されたが、診療所だけで
接種希望数から2700人分不足している。病院からの希望数は聴取していない。医師らと同様、最優先接種者となる
救急隊員1260人分、訪問看護師470人分の配布はこれからで、同課は「全体の希望数からは全然足りない」と配分に苦慮している。
1300人の職員がいる大津市の大津赤十字病院には、県から306人分しか割り当てられなかった。初日は内科や小児科など、
新型インフル患者に直接関わる医師と看護師約百人が接種を受けた。同病院は季節性インフルのワクチンは全職員に接種しており、
大野辰治内科部長は「届いたワクチンは最大希望数の4分の1。窓口職員の感染リスクも高く、救急救命センターに関わる人数分など、
せめて倍は確保したかった」と話す。
一方、妊婦や基礎疾患がある人の接種予約も同日、県内約800の医療機関で始まった。