09/10/22 15:21:06 7ZwyHj850
>>347
米国、中国の新型ワクチン臨床試験でも1回で抗体価が上昇したという。
高病原性鳥インフルエンザ用のワクチンを成人に接種した昨年の臨床試験では、
1回で抗体価が十分に上がった人はなかった。
大阪府立公衆衛生研究所が非感染の40~50歳代の血液を調べると、
10人に1人程度は新型に対する抗体がわずかに見つかった。
生体では、より多くの人が免疫反応を示す可能性がある。
・「新型」と呼ぶべきか
田代真人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の話
「ワクチン1回で抗体価が上がるのは、
過去に得た免疫が呼び覚まされたということ。
今回の新型は、過去に流行した季節性の“いとこ”か“はとこ”なのだろう。
今後も新型と呼ぶべきか、議論が出ている」
岸本忠三・大阪大元学長(免疫学)の話
「子どもと大人の発症率の差は行動の違いだけで説明がつかない。
データを見る限り、Aソ連型など過去の感染で類似したウイルスに
反応する『交差免疫』が働いている可能性が高い。
血液中の抗体量が微量や検出限界以下でも、体内では免疫がよく働くことがある。
ただ、発症すると従来と違う激しい症状が出る場合があり、大人も注意は必要だ。
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